現行NISA口座から一部資産を売却もしくは課税口座へ移管するとき 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング

現行NISA口座から一部資産を売却もしくは課税口座へ移管するとき

こんにちは。中田たろうです。

前回のエントリで、米国ETFをNISA口座から特定口座へ移管したことを報告しました。

NISA口座からの移管では、取得年ごとに、移管する銘柄を指定できます。
新興国株式ETFのVWOは、2015年と2016年、2つの取得年のNISA口座で、それぞれほぼ同じ口数を保有していました。
今回は、とりあえず、その片方だけを移管して、残りはNISA口座で保有を継続しています。

2015年分は取得単価が33.4ドル、2016年分は32.62ドルです。
どちらか一つを選んで移管するとき、どっちの方がメリットがあるでしょうか。

1)取得単価が低く値上がり幅が大きい2016年のほう
2)取得単価が高く値上がり幅が小さい2015年のほう
3)どちらでも同じ

正解は、2)取得単価が高く値上がり幅が小さい2015年のほうか、3)どちらでも同じか、状況に応じてどちらかです。

2015年のもの、2016年のもの、どちらを移管しても、特定口座での取得価格は同じ時価になります。
それを将来売却したときに、得られる現金も、引かれる税金もまったく同じですので、「特定口座へ移管した証券から得られるリターン」は、3)どちらでも同じです。

しかし、NISA口座へ残した方から得られるリターンも考えてみましょう。
取得年が2015年のものは2019年末までに移管か売却をする必要がありますが、2016年のものはその期限が2020年末までになります。
非課税期間が1年長いほうが、いつ移管(あるいは売却)するか、判断の幅が広がります。
したがって、2)2015年のほうを移管して、2016年のほうをNISA口座へ残したほうが、、メリットはあるだろうと思います。

売却するときも、同じ考え方ができるでしょう。

質問が「どちらのほうが売却差益が大きいか」であれば、1)取得単価が低く値上がり幅が大きい2016年のほうがもちろん正解になるのですが、「どちらを移管するか」という質問では答えが異なります。
うっかり勘違いしやすいところでしょう。
実は、私も当初は2016年のほうを移管しようと直感的に思ったのですが、ていねいに落ち着いて考えて、それが誤りであると気付きました。

移管も売却もしないで、現行NISA口座での保有を継続して非課税期間終了の翌年のNISA口座へロールオーバーするか(その場合、移管した年ははつみたてNISAが利用不可)、非課税期間が終了するまでに売却するか、あるいは特定口座へ移管するか。
現行NISA口座を利用している方は、その判断が必要です。

現行NISA口座初年の2014年に購入した資産は、非課税期間が2018年末で終わります。
あと1年余りです。

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2017/10/26 09:00 | NISACOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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