外国株式の特定口座対応でSBI証券へ質問 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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外国株式の特定口座対応でSBI証券へ質問

こんにちは、中田たろうです。

おおそ1か月前に、SBI証券が海外ETFを含む外国株式の特定口座対応(予定)について発表しました。
ネット証券のライバルであるマネックス証券は2年前、楽天証券は1年前から特定口座への対応を始めています。
ちょっと対応が遅いですね。

2年前、マネックス証券が特定口座へ対応したときに、下記のエントリをまとめました。

 2013/11/21「特定口座での米国ETF分配金についてマネックスへ質問」
 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-826.html

SBI証券にもまったく同じ質問をしてみましたので、その回答をご紹介します。

<引用開始>

◇問い合せ内容◇
--------------------------------------------------------------
「特定口座で米国ETFを購入したときの分配金について」

御社の特定口座(12/25から対応開始予定)で米国ETFを保有しているときの分配金の受け取りについて質問です。

1)登録配当金受領口座方式を選択している場合に、指定の金融機関の口座で(御社の口座外で)分配金を受け取ることは可能でしょうか。

2)仮にできないときは、その理由を教えてください。

特定口座の国内株式で売却損があるときに、米国ETFでの分配金との損益通算について質問です。

3)配当金受取方法で株式数比例配分方式を選択しているときは、特定口座内で「国内株式の譲渡損失」と「米国ETFの分配金」との損益通算はできますか。

4)配当金受取方法で登録配当金受領口座方式を選択しているときは、特定口座内で「国内株式の譲渡損失」と「米国ETFの分配金」との損益通算はできますか。

上記の4つの質問へご回答ください。
よろしくお願いします。


◇回答内容◇
--------------------------------------------------------------

お問い合わせの件につきまして、ご回答申し上げます。

回答1
登録配当金受領口座方式による指定の金融機関に入金することはできません。証券口座に入金になります。

回答2
外国株式の配当金につきましては、信託銀行を通さずに証券会社から支払をしていることから、証券口座に入金になります。

回答3
特定口座内で損益通算は可能です。

回答4
特定口座内で損益通算は可能です。 外国株式につきましては、配当金受領方法の登録内容に関係なく証券口座に必ず入金されることから、特定口座内で損益通算されます。

<引用おわり>

以上、質問、回答の両方とも、原文のままで引用しました。

マネックス証券での取り扱いと大きな違いはないだろうと思います。
私は予定通り、SBI証券で米国ETFの取り引きを始めたいと思っています。

 2015/08/17「SBI証券が外国株式の特定口座対応を12月開始予定でどうするか」
 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-862.html

上記のエントリでも触れていますが、分配金の外国税額控除は、特定口座内で完結しませんのでご注意ください。

特定口座内で、譲渡損失と米国ETFの分配金を損益通算したときに、分配金の全額と損益通算できたときはシンプルですが、譲渡損失よりも分配金のほうが大きいときは、外国税額控除の確定申告の実務が、やや複雑になるのではないかと想像します。

外国税額控除の確定申告をするときは、現地で源泉徴収された税額をもとに、控除される国内税額を計算します。
この「現地での税額」をどう申告すればいいか、下記の場合はどうでしょうか。

たとえば、譲渡損失がマイナス5万円あり、米国ETFの分配金を20万円(税引き前)受け取ったとします。
米国で税率10%の2万円が源泉徴収されると、残りの18万円のうち5万円分は国内税が非課税、13万円分は国内で課税されることになります。
この13万円分の分配金に対して外国税額控除の申告をするときに、源泉徴収のされた外国税の申告額は「2万円」としていいのか、あるいは損益通算後の残りに対する外国税額分である「1.5万円」とすべきなのか、はたまた外国税額控除後の案分計算で「2万円の18分の13=14,444円」なのか、税務署で確認したほうがいいかもしれません。

私は東証上場の国内ETFも特定口座で保有していて、その分配金も受け取っています。
さらに、一般口座で保有している米国ETFもあります。
この場合の損益通算は、もっと複雑になるかもしれません。

このあたりの実務的なところは、かなりマニアックというか、外国税額控除の申告をしたことがない人にとっては「???」ですね。
米国ETFをNISA口座と課税口座の両方で取り引きするのは、「税務処理を自力で解決できる人」以外には、あまりおすすめできないように思います。

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2015/09/16 09:00 | ETF・インデックスファンドCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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