SBI証券が外国株式の特定口座対応を12月開始予定でどうするか 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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SBI証券が外国株式の特定口座対応を12月開始予定でどうするか

こんにちは。中田たろうです。

先週、SBI証券から、2015年12月25日国内約定日(予定)より特定口座で外国株式の取り引きを対応すると発表がありました。

今年3月11日に、同社が「外国株式における特定口座対応を2015年内(予定)を目処に実施することとなりました」と発表してから5か月以上もずっと沈黙が続いたので、「いったいやる気はあるのか???」と思っていたところに、ようやく続報がありました。

私はSBI証券で、米国ETFを4銘柄、VTI(米国株式)、EFA(米国を除く先進国株式)、VWO(新興国株式)、VSS(米国を除く全世界小型株式)を取り引きしていますので、特定口座をどう活用するか検討してみます。

「2015年12月25日国内約定日から」ということですが、同社での米国株式の取り引きルールを確認すると、

>当社の国内約定日は、お客さまの注文が約定した米国営業日の翌国内営業日とします。また、受渡日は、国内約定日から起算して4国内営業日目とします。

とあります。

つまり、2015年12月24日の米国市場で約定した取り引き分から、特定口座での売買が可能になるようです。
同日はクリスマスイブで、アメリカ東部時間午後1時(日本時間翌朝3時)に米国市場は取引終了となります
また、受け渡し日は、12月25日から起算して4国内営業日目は12月30日で、同社の年内最終国内営業日です。
3月に発表した「2015年内」というスケジュールを、ギリギリでクリアできる日程ですね。

 2015/02/16 「EFAからVEAへの乗り換えを検討」
 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-847.html

今年2月に上記のように検討した1か月後に、SBI証券から特定口座対応予定のアナウンスがあったので、EFAからVEAへの乗り換えを見合わせていました。
あと4か月強すれば、特定口座でVEAを購入できるので、乗り換えはそれまで待つことにします。

このエントリでは、「乗り換えでVEAを購入するときは、NISA口座も活用します」とまとめています。
今のところ、NISA口座の2015年枠は1円も使っていません。
年内に株式相場の大きな調整がない限りは、2015年分のNISA口座は全額をVEAの購入に充てることになりそうです。

1)一般口座のEFAと特定口座のKODEX200(東証1313)をすべて売却
2)NISA口座で年間100万円の上限までVEAを購入(SBI証券ではキャンペーンで買付手数料はゼロ円)
3)残金のすべてを使って特定口座でVEAを購入
という手順での取り引きになるだろうかとイメージしています。

そうすると、今年の12月24日23:30から12月25日3:00までの3時間半の間に、上記のすべてを行う必要があります。
このタイミングを逃すと、2015年分のNISA口座を活用できません。

NISA口座への乗り換え分だけ、先にEFAの売却とVEAの購入を行うこともできますが、EFAの売却手数料が割高になるので、12月24日にすべてを済ませます。

ということで、SBI証券のみなさん、「2015年12月25日国内約定日から特定口座への対応開始」のスケジュールを、しっかり守ってくださいね。

私のように、一般口座からNISA口座と特定口座へ同時に年内の乗り換えをしようという人は、ほとんどいないだろうと思います。
みなさんは、特定口座の活用について、じっくり検討してください。

なお、一般口座で購入済の外国株式やETFは、特定口座へ移管することはできません。
ご注意ください。
EFA以外で私が持っている米国ETF3銘柄は、このままリタイアまで一般口座での保有を継続するつもりです。


ここからは、このエントリの本題から外れます。
米国ETFの特定口座での取り引きで勘違いしがちなのですが、分配金の外国税額控除は、特定口座内で完結しませんのでご注意ください。
米国ETFの分配金への課税については、一般口座でも、特定口座でも、米国と日本で二重課税され、税金が両方で源泉徴収されるのは同じです。
どちらの口座であっても、米国と国内の二重課税を取り戻すには、確定申告が必須となります。
外国税額控除の申告手続きは、慣れればそれほど難しくないのですが、書類作成でちょっと知識が必要です。

なお、確定申告をしないで、二重課税のまま課税関係を完結させることもできます。
自営業者などで国保の保険料が高くなってしまう場合は、外国税額控除の申告をしない方がトータルでの税金が安くなるケースもあるでしょう。

ちなみに、NISA口座では、海外ETFの分配金は国内の税額がゼロ円で、二重課税されません。
海外ETFで外国税額控除の申告が面倒だと思う方は、NISA口座の活用を検討しましょう。

特定口座では、売買したときの損益や為替のわずらわしい計算をしなくても簡易な手続きで確定申告を済ませることができます。
また、一部のケースでは譲渡損益の申告手続きが不要になることもあります。
詳しくは最寄りの税務署や税理士へご相談ください。

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2015/08/17 09:00 | ETF・インデックスファンドCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

中田さま

ときどき拝見させていただいています。

特に米国ETF関連、確定申告(外国税額控除関連)についてとても詳しい情報を提供されており、非常に助かって、また感謝しております。

私も近くEFAからVEAへの移行を検討しており、今後も関連エントリーを参考にさせていただきたいと思います(もちろん取引は自己責任で。)

今後とも優良なエントリーを期待しています!

No:705 2015/08/17 13:09 | tanner #SFo5/nok URL編集 ]

初めまして、巡り巡って中田様のところにお邪魔しました。

ど素人が VTETFを購入しようかと考えてます、
現在SBI証券は特定口座の外国株は未対応。
会社員なので確定申告をしたことがありません。
とても面倒に思います。

NISA口座で購入した場合は特定口座未対応の外国株でも
確定申告は不要、損はしない。と言うことですか?

全くの無知ですいません。
ご教示ください、宜しくお願いします。

No:706 2015/08/19 12:46 | しろうと #- URL [ 編集 ]

> tanner様

コメントありがとうございます。
以前からご訪問いただいているとのこと、私のブログ記事が参考になれば幸いです。
ブログを拝読させていただきましたが、米国証券会社の口座をご利用のようで、国内証券会社よりも運用で手間がかかりますよね。
運用の成功をお祈りしております。


> しろうと様

コメントありがとうございます。
「自分で判断できないものは買わない」のが、資産運用では大事だと思います。
とくに海外ETFは、「運用判断のすべてを自己完結できる人」でなければ、積極的にはおすすめできません。

NISA口座では、確定申告は不要です。
しかし、NISA口座にはデメリットもあります。
詳しくはエントリをあらためてまとめます。
そのほうがほかの読者の参考にもなるでしょう。
少し時間をください。

No:707 2015/08/20 21:05 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

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