外貨MMFの整理を検討 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
FC2ブログ

外貨MMFの整理を検討

こんにちは。中田たろうです。

2016年から、外国債券や外貨MMFの税制が大きく変わります。
前々回のエントリでは、ゼロクーポン債の売却を検討しましたが、今回は外貨MMFについて検討してみます。

今、私が保有している外貨MMFは、3つの証券会社に分かれています。

1)SBI証券の米ドルMMF
米国ETFの分配金を米ドルで受け取って、一時的に米ドルMMFへ再投資しているものがあります。
平均購入単価は105円強です。

2)野村證券ほっとダイレクトのユーロMMF
2010年以降に積み立てで購入したものと、今年3月にユーロ建てゼロクーポン債を外貨決済で売却したものがあります。
平均購入単価は127円強です。

3)大和証券の米ドルMMF
2011年に購入したものがあります。
その半分強は今年3月に売却しましたが、残りが600ドル弱あります。
平均購入単価は81円強です。

これらをどう整理するか、それぞれについて検討してみます。

2016年1月から、外貨MMFは特定口座での取り引きが可能になります。
分配金と譲渡益は、税率20.315%の申告分離課税となります。
源泉徴収ありの特定口座の場合は、税金が源泉徴収されます。

2015年12月末までに購入済の外貨MMFが、2016年1月から特定口座へ移管できるかどうか、取り引きしている金融機関ごとに対応が異なります。
今の時点では、移管の可否についてアナウンスしている金融機関は限られていますが、今回は「来年1月に外貨MMFが特定口座へ移管できる」という仮定のもとで検討をすすめてみます。

過去10年くらいの外国為替相場をふりかえってみると、1米ドルは80~120円くらい、1ユーロは100円~160円くらいで推移しています。
為替相場が将来もこの範囲内で動く保証はまったくありませんが、参考程度にはなるでしょう。
今の相場は、米ドルはこのレンジの高値近辺、ユーロはレンジの中間あたりです。

これから為替がどう動くか、私にはさっぱりわからないので、「相場を当てにいく投資」をするつもりは一切ありませんが、「税制改正を味方につける投資」という観点から、検討してみます。


1)SBI証券の米ドルMMF
今は一時的に米ドルMMFで運用していますが、近い将来、米国ETFへ再投資します。
このとき、円転はしないで、外貨決済での取り引きになります。

来年以降、外貨決済で米ドルMMFから米ドル預り金にしたとき、為替差益には税率20.315%で課税されます。
年内に、米ドルMMF⇒米ドル預り金⇒米ドルMMFという取り引きをしておけば、購入単価を105円強から今の120円くらいに引き上げることが可能です。
この取り引きを年内に行えば税金はゼロ円で、手数料もゼロ円です。

購入単価が120円になったとして、たとえば来年、1米ドルがそれよりも円高になれば、米ドルMMFを米ドル預り金にしたときに為替差損が生じます。
この売却損は、申告分離課税の所得、たとえば株式や投資信託の譲渡益や配当所得と損益通算でき、税金を取り戻すことが可能です。

ということで、米ドルMMF⇒米ドル預り金⇒米ドルMMFの取り引きを、年内に実行します。


2)野村證券ほっとダイレクトのユーロMMF
平均購入単価の127円強は、今のユーロ相場の水準と大きな差はありません。
とりあえず何もしないで、しばらくはこのまま様子を見ます。

もしも円安になれば、年内には売却します。
来年以降に売却すれば、為替差益に課税されるので不利です。

逆に円高になれば、来年まで保有を継続します。
そのまま保有して、いつか円安になったときは売却すればOK、ずっと円高が続いたときは売却して譲渡損失をほかの所得と損益通算することもできます。


3)大和証券の米ドルMMF
平均購入単価は81円強ですので、50%近く値上がりしています。
年内にさっさと売却して、税金は払わないようにします。


繰り返しますが、今回のエントリでは「来年1月に外貨MMFが特定口座へ移管できる」という仮定のもとで検討しています。
移管の可否については、各金融機関でご確認ください。

それから、私のアセットアロケーションは、生活防衛資金を含めた比率で、外国株式クラスだけで5割を超えます。
外貨MMFを含む外国債券クラスは1割弱です。
「日本経済や財政は破たんに向かっているから、外貨建て資産を・・・」などのようなご意見もあるだろうかと想像しますが、そのようなことも織り込んでアセットアロケーションを決めていますので、どうぞご理解よろしくお願いします。

関連記事

2015/04/15 09:00 | 外国債券COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるもの、他者への敬意に欠ける内容など、管理人が不適切と判断したコメントは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。



記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるトラックバックは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | BLOG TOP |