14年10月末の資産状況
こんにちは、中田たろうです。
10月も株高、円安でしたので、9月に続いて先月も「ほったらかし投資家」でした。
ほとんど何もしないで、相場を観察していました。
サラリーマンの資産形成では、毎月ドルコストで積み立て投資をするのが王道ですが、私はあえて違う道を選んでいます。
株安になって、株式クラスの資産比率が下がるまでは、追加投資を待ちます。
既に保有している資産以上に今は買い物をしなくてもよい、と思っています。
NISAの今年の投資枠はまだ残っていますが、無理には使いません。
投資スタイルは十人十色です。
年齢、職業、家族、健康状況、投資にどこまで手間をかけるかなど、さまざまな要素を考慮して、総合的に決めるべきものでしょう。
投資は自己責任ですので、私は自分の投資ポリシーに従って、投資行動を決めます。
さて、10月末の資産状況を報告します。
(表1)2014年10月31日の資産状況(2007年6月から投資を開始)
アセット クラス | 割合 | 前月比 | 当月投資額 | 当月 騰落率 | 年初来 騰落率 | 通算 騰落率 | |
1 | 国内株式 | 13.2% | +0.1 | 0円 | +1.2% | +2.2% | +22.3% |
2 | 海外株式 | 54.6% | ±0 | 0円 | +2.8% | +8.1% | +60.7% |
3 | 国内債券 | 9.0% | -0.3 | 0円 | 0.0% | -0.1% | +2.3% |
4 | 海外債券 | 9.4% | +0.1 | 0円 | +1.9% | +7.9% | +39.6% |
5 | REIT | 1.9% | ±0 | 0円 | +4.9% | +20.7% | +98.0% |
6 | 純金積立 | 2.8% | ±0 | 30,600円 | -1.8% | -2.4% | +19.5% |
投資合計 | 90.8% | -0.2 | 30,600円 | +2.4% | +7.0% | +50.5% | |
7 | 流動性資産 | 9.2% | +0.2 | - | - | - | - |
総計 | 100% | - | - | - | - | - |
月の途中でやや株安になりましたが、結局、月間では上昇しました。
騰落率は過去最高の50.5%です。
リーマンショック後にはマイナス40%まで下落したときもありますが、そのときから6年でプラス50%になるとは、当時はまったく思いもしませんでした。
さらに、株式クラスの地域別保有割合も報告します。
(表2)株式クラスの地域別保有割合(ETFとファンドの合計)
地域 | 株式クラス での割合 | 全資産の中 での割合 |
日本 | 19.4% | 13.2% |
米国 | 41.1% | 27.8% |
日米以外の先進国 | 29.8% | 20.2% |
エマージング | 9.7% | 6.6% |
合計 | 100% | 67.7% |
以下、それぞれのアセットクラスごとに細かな状況を書きます。
1.国内株式
ETF(1306) 60.0%
EFAのうち国内部分 32.3%
VSSのうち国内部分 3.8%
日本株式インデックスe 3.8%(NISA口座)
アセットアロケーションの目標比率は14%で、現状は少し下回っています。
好機が来るまで、追加投資を見合わせています。
NISA口座の今年の投資枠は81万円残っていますが、株価が下がらなければ、今年の枠を残そうかと思っています。
2.海外株式
VTI 45.5%
EFAのうち国内株式を除いた部分 29.6%
VWO 4.4%
VSSのうち国内株式を除いた部分 5.4%
KODEX200(1313) 0.7%
バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド 1.3%
EXE-i グローバル中小型株式ファンド 0.3%
SMT新興国株式インデックス・オープン 3.7%
野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI 7.3%
野村新興国株式インデックスファンド (確定拠出年金向け) 1.7%
アセットアロケーションの目標比率は56%で、現状はやや下回っています。
国内株式と同様に、先月の追加投資額は0円でした。
3.国内債券
目標比率は7%です。
また、後述の理由で、外国債券クラスの一部比率を割り当てています。
すべて個人向け国債(変動10年)です。
4.海外債券
米ドルゼロクーポン債 30.4%
ユーロゼロクーポン債 30.4%
米ドルMMF 24.7%
ユーロMMF 13.9%
インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)1年決算型 0.6%
海外債券の目標比率は10%で、現状はやや下回っています。
ゼロクーポン債の税制改正が予定されているので(詳細はまだ未定)、ゼロクーポン債の追加購入には慎重になっています。
そこで、「国内債券クラスと合わせて比率17%」になればと考えています。
通貨別の比率では、米ドル:ユーロ=40:60~45:55くらいを目標にしています。
高金利通貨の外国債券は、手数料が高いので興味がありません。
10月は米国ETFの分配金が入金され、それらで米ドルMMFを購入したので、少し比率が増えています。
5.REIT
目標比率は2%で、資産の中での比率は小さいですが、株式との分散効果をねらっています。
J-REITと海外REITが1:2の割合になるように調整しながら、eMAXISシリーズのファンドを「手動」で積み立てます。
株式クラスと同様に、好機まで追加投資は見合わせます。
6.純金積立
分散効果の期待と、「金融や経済に万一のことがあったときの保険」のつもりで投資しています。
目標比率は3%で、現状はやや下回っているので、毎月3万円を積み立て中です。
長期的には大きな収益が期待できる資産クラスではないので、「長期的な物価変動率に相当する程度のリターン」があれば十分だと考えています。
ちなみに、田中貴金属のG&Pプランナーを利用しています。
7.流動性資産
目標比率の8%よりも1.2パーセントポイントも高くなっているので、本来であればリスク資産の購入をすすめて比率を調整すべきタイミングですが、ポートフォリオのリスクが低い分には構わないだろうと思っています。
このクラスには、生活費、生活防衛資金、投資資金など、すべての預金とMRF、MMFが含まれています。
生活防衛資金は、2/3を定期預金、1/3をMMFにしています。
投資の待機資金は「SBIハイブリッド預金」、当座の生活費は普通預金に預けて、管理を区別しています。
私は「アセットアロケーションを目標比率に保ち、ポートフォリオのリスクを一定の範囲にコントロールすること」を、リスク資産への投資では最重視しています。
株高で比率が高くなったときは流動性資産を積み増して、株安で比率が下がったら投資資金をリスク資産へ投入します。
このスタイルを、リタイアまで継続します。
今後も毎月初めに、前月までの投資状況を整理して、ブログで報告します。
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2014/11/05 09:00 | 資産状況 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
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