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11年4月の投資戦略

こんにちは。中田たろうです。

前回のエントリで報告したとおり、震災の被災地へ行ってきましたが、4月からはどうやら仙台へ赴任することになりそうです。
私の職場は内示なしで4月1日に異動が発表されるので、明日にならないとわかりませんが、人事権のある役員からはそういう雰囲気が伝わってきています。

いろいろ忙しくなりそうですが、4月の投資は、とりあえず以下のように計画しています。

1.STAM新興国株式インデックス・オープン(SBI証券)
 20,000円=4/11に購入
2.野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(琉球銀行・個人型401k)
 23,000円=4/13に拠出
3.ETF(1306)(松井証券)
 予算は30,000円×2回=4/4・18に購入
4.米ドルMMF(大和証券)
 30,000円=4/25に購入
5.純金積立(田中貴金属「G&Pプランナー」)
 3,000円=毎営業日ごとに自動積立

4月は5種類の商品に約14万円(前月比マイナス約4万円)を投資します。
毎月の投資戦略は、下記の考えに基づいて決定しています。

まず、金融資産のアセットクラス別の目標比率を、私は以下のように決めています。

 ・外国株式 56%
 ・国内株式 14%
 ・外国債券 10%
 ・国内債券 5%
 ・純金積立 3%
 ・REIT 2%
 ・流動性資産(含む生活防衛資金) 10%

投資にはリスクがあり、将来の運用成績を事前に見通すことはできません。
収益の理論的な期待値はプラスでも、予期せぬ株価急落で大きな損失をすることもあります。
自分のリスク許容度に応じて資産配分を決めることが、資産運用では最も大事だと思っています。

私のアセットアロケーションは、株式クラスが7割、海外資産でも7割弱の比率なので、リスクがかなり高いと思います。
「このアセットアロケーションを維持している限りは、損益がたとえマイナス50%になっても許容する」と最悪の場合も覚悟して、投資を行っています。

基本的な投資スタイルとして、「目標比率を下回っているアセットクラスへ毎月の給与収入から資金を投入して、買った資産はストロングホールド」しています。
主観的な相場の見通しや特定のシナリオに基づいた投資判断を避けて、自分の資産状況によって毎月の投資戦略を決定しています。
短期や中期での投機的な売買には、まったく興味がありません。

たとえば株式が値下がりして保有比率が下がったときは、積み立ての資金を株式クラスへ厚めに割り当てます。
「相対的に安くなったアセットクラスへ追加投資」することになるので、極端な高値掴みは避けることができます。
逆に株式が値上がりしたときは、それ以外のアセットクラスへ厚めに配分します。
リスク資産の比率が増えて流動性資産の比率が下がったときは、待機資金を積み増して比率を調整します。
株価が下落したときは相対的に流動性資産の比率が増えるので、待機資金をリスク資産へ投入して、比率が一定になるようにします。

このように、リスク資産の状況に応じて流動性資産の残高を増減させることで、資産全体のリスクを管理します。
そして「毎月ごとに積み立てでリバランス」することで、「年1回の売買によるリバランス」を極力回避して売買コストの削減をねらっています。

基本的な積み立てのスタイルとして、毎週1回、手動でファンドの買付を行います。
1か月の中で投資時期を分散することで、「どれかは高値でも、どれかは安値で買える」ことを狙っています。
全体として、月間の平均に近い値段で買えればいい、という戦略です。
私は勝手に「損もしないし得もしない積立投資法」と名付けています。

4月は積み立て投資の金額を減らします。
リスク資産の比率が高く、流動性資産の比率が目標比率より低いため、その調整を行います。

株式クラスでの目標の資産配分と現在の投資商品は、下記の通りです。

 目標
比率
ホールド用のETFリレー用の
積み立て投信
個人型
401k
大型株小型株
米国株式4割VTICMAM外国株式
インデックスe

バンガード・
スモールキャップ・
インデックス・ファンド
琉球
銀行
先進国株式
(除く日米)
3割EFAVSSCMAM外国株式
インデックスe
国内株式2割EFAと1306ETF(1306)か
CMAM日本株式
インデックスe
新興国株式1割VWOSTAM新興国株式

上記のETFへ投資すれば、「カナダの大型株」を除く先進国+新興国の株式市場へ分散投資することが可能です。
ちなみに、ETFのエクスペンスレシオ(年率)は下記の通りです。

 VTI 0.07%
 EFA 0.35%
 VWO 0.22%
 VSS 0.33%
 1306 約0.15%(年率0.1155%の信託報酬に「その他費用」を加えた、中田たろうによる実績値の試算)

目標比率でのエクスペンスレシオの加重平均は、年率0.21%前後になります。
私の場合、最低でも20年は資産を売却するつもりはありませんので、購入手数料や為替手数料が割高であっても、保有コストの低い海外ETFのほうが、インデックス投信よりも有利だと考えています。

海外ETFの一部を違う組み合わせにして、「VT+VB+VSS+1306」の場合でも、ほぼ同じポートフォリオになります。
この場合はETFの銘柄数が1つ減りますが、保有コストは少しだけ高くなるので、今の組み合わせがベターだと考えています。

国内のインデックス投信の場合、ファンド内部で生じる配当収益に対して現地で課税され、将来のファンド売却益からも税金が引かれる「二重課税」になりますが、そのロスを取り戻すことはできません。
米国ETFの場合でも、分配金は現地と国内で二重課税(米国以外の株式で運用する米国ETFは現地・米国・国内の三重課税)になりますが、外国税額控除の確定申告を行うことで税金の一部を取り戻せたり、譲渡損失がある場合は分配金と損益通算ができるのもメリットの一つです(ただし国保に加入している場合は、外国税額控除の確定申告によって保険料が割高になるリスクがあります)。

なお、地域別の目標比率は、世界46か国の浮動株調整後の株式時価総額=米国株41.9%、日米以外先進国株38.0%、日本株8.2%、新興国株11.9%(2011年2月現在)=を意識しつつ、日本株をやや高めにしています。

個人型401kの活用は重要で、401kは運用益が非課税なので、期待リターンの高い株式クラスで運用します。
海外ETF並みの低コストな外国株式インデックスファンドが、琉球銀行の個人型401kでは提供されています。

外国債券は、米ドルとユーロの長期ゼロクーポン債を保有しています。
外貨MMFの積み立てからのリレー投資が基本的な投資スタイルですが、米欧ともに長期金利が下落しているので、当面はリレーができそうにありません。

国内債券では、定額個人年金保険をこのクラスへ組み込む予定です。
その評価額をどのように算出すればいいか、適切な方法を研究できていないので、その扱いは保留にしています。

REITは保有比率の調整のために、しばらく積み立てをお休みしています。

純金積立は株式や債券との分散効果をねらって投資しています。
ゼロクーポン債と同じように売却時の節税効果が高く、かつ消費税の税率アップ時には売却額もアップするので「増税リスクのヘッジ」も期待できます。
(ちなみに金ETFの基準価額や市場価格は、消費税率とは無関係です)

流動性資産は、生活防衛資金の2/3を1年満期の定期預金、1/3をMMFにしてあり、投資資金は住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金で管理しています。
なお、生活防衛資金は生活費の半年分を確保しています。
万が一、失業や急病、不慮の事故などによって半年分でも足りない事態になったときは、ためらうことなくリスク資産を必要な金額分だけ売却します(たとえ損益がマイナスであってもです)。

一度買ったものは、なにが起こってもひたすらストロングホールド。
そして相場の動向は無視して、購入日を固定した積み立て。
この戦略を愚直に継続していきます。

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2011/03/31 09:00 | 今月の投資戦略COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

SBI証券の外貨建MMFについて

はじめまして。「のむ」と申します。

中田さんと同じ昭和40年代生まれで、今年から資産運用に本気で
取り組み始めたばかりの初心者です。
外貨建MMFや外債について調べている中で、数日前に中田さんのブログに
辿り着き、「こんなに参考になるブログがあったとは!」と大変感謝して
おります。

中田さんの、わからないことはご自分で納得いくまで調べる姿勢を
ぜひ見習いたいのですが、どうしても自分ではわからないことがあり、
ぶしつけを承知で質問させていただけないでしょうか。

海外ETFの購入を考えていますが、今は買い時でないような気がするため、
ひとまず待機資金として、円を米ドルに替えて外貨建MMFで運用して
おきたいと思っています。

そこで、大手証券よりも為替手数料が安いネット証券のうち、
海外ETFを扱っていて外貨建MMFも複数から比較的利回りのいいものが
選択できる、SBI証券で取引をしようと思いました。
(楽天証券も海外ETF・外貨建MMFを扱っていますが、米ドルのMMFの
利回りが極端に低く、待機期間中が無駄になってしまうと考えました)

しかし、SBI証券は外貨建MMFの購入時に一旦為替取引で米ドルに
替えないといけないため、為替差益に課税されるとのことです。

ここでまずわからないのですが、全体的な流れとしては:

 (1)円 → (2)為替取引で米ドルにする → (3)外貨建MMFを買付&しばらく運用 → (4)外貨建MMFを売却し米ドルにする → (5)為替取引で円にする → (6)円

となると思うのですが、ここで課税対象となるのは、一体(1)~(6)の
どの期間で生じた為替差益なのでしょうか?

(2)~(3)、および(4)~(5)の間だけなのか(つまり(3)~(4)の外貨建MMFで
運用中に生じた為替差益は非課税)、
それとも(2)~(5)の間全体で生じた為替差益((3)~(4)の間も含まれる)
なのか・・・?

ネットで調べてもはっきりと結論が書かれているものが見当たらず、
悩んでしまっています。

4月から転勤のご予定でお忙しくなるとのこと、大変恐縮ですが、
お時間のあるときにご回答をいただければ幸いです。
(もしかしたら、自分で税務署などに相談するべきなのかも
しれません。
そうでしたら、その旨厳しくご回答ください)

長文になってしまい失礼いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

No:616 2011/04/02 17:45 | のむ #I/DgFFvE URL [ 編集 ]

SBI証券に質問しました

中田さん、こんにちは。

一方的に何度もコメントしてすみません。
SBI証券の問合せフォームから、同様の質問をしてみました。
中田さんはすでにご存じのことかもしれませんが、回答が得られましたら
またご報告させていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

No:617 2011/04/03 07:29 | のむ #I/DgFFvE URL [ 編集 ]

中田さん、こんにちは。

上記の件について、SBI証券より回答がありましたのでご報告させて
ください。
質問と回答をそのまま書かせていただきます。

========================================
■ SBI証券への質問

御社で外貨建MMFを購入した場合の、為替差益の課税について質問があります。

円から外貨建MMFを直接買い付けた場合は為替差益が非課税になりますが、
御社のように円を一旦為替取引で外貨にしてから、あらためて外貨建MMFを
購入する方法の場合は、課税対象になってしまうとのことです。

ここでわからない点があるのですが、たとえば次のような取引を行ったと
します。

(1) 為替取引で円→米ドルに両替 (このときの為替レート=85円)
(2) 米ドルの外貨建MMFを買付 (同=86円)
(3) (2)の外貨建MMFを売却(米ドルで受取) (同=90円)
(4) 為替取引で米ドル→円に両替 (同=91円)

この場合、課税対象となる為替差益は、外貨預り金の状態だった期間のみの、

 (1)~(2)間の為替差益+(3)~(4)間の為替差益
 (すなわち、(86-85)+(91-90)=2円分)

なのでしょうか?
それとも、外貨建MMFで運用した期間も含む、

 (1)~(4)間の為替差益
 (すなわち、91-85=6円分)

なのでしょうか?

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

■ SBI証券からの回答

お問い合わせの件につきまして、ご回答申し上げます。

為替差損益は、為替取引において買と売を行った時点のレートにより計算いたしますので、

 (1)~(4)間の為替差益
 (すなわち、91-85=6円分)

が該当いたします。
========================================

以上です。
一方的なコメントになってしまい、大変失礼いたしました。

No:618 2011/04/04 20:26 | のむ #I/DgFFvE URL [ 編集 ]

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