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被災地を訪れての個人的な感想

こんにちは。中田たろうです。

昨日、仙台から帰ってきました。
被災地を見て、様々な体験をした人に出会いました。
それらの感想は、言葉で表現することがとても難しいです。
苦しみ、悲しみ、痛み、つらさ。
そういうありきたりな言葉では、すべてを伝えられません。

どこでどんな人と会って、どんな話をしたか、ブログで公開することについては同意を得ていないので、具体的な内容については控えさせていただきます。

現地から帰ってきて、感じたこと、考えたことを、資産運用ブログとしての視点も交えてまとめてみました。

1.「お金」よりも「命」
私のブログは「お金」に関する話題が中心ですが、やはり「命」が大事だと再確認しました。

2.「浪費生活」を見直すべき
「価値観」の程度問題かもしれませんが、「あれば便利だが、なくてもそんなに困らないもの」は、極力使わない生活を心がけたいと思いました。
たとえば、今回のホテルではエアコンがなく夜は寒い思いをしましたが、普段の生活からエアコンの使用を最小限にして重ね着をするようにしていたので、寒さにすぐ慣れることができました。
現地では自転車や徒歩での移動が多かったのですが、これもそんなに苦になりませんでした。

3.生活面での「リスク分散」
資産運用で投資先を分散することでリスクを軽減させるように、生活面でもリスク分散が大事だと思いました。
たとえば「ライフライン」に関しては、

 電気=乾電池、懐中電灯、ラジオなどを備えておく(できればストック場所も分散させておく)
 ガス=都市ガスの場合はカセットコンロとガスボンベも持っておく
 水道=保存水、風呂やバケツに水をためておく
 電話=家族などの大事な人の電話番号は紙にメモしておく

被災者から聞いた「停電で携帯電話が充電切れして、家族の電話番号がわからなかった」という話は印象的でした。

4.自動車以外の移動手段の確保
被災地ではガソリンを給油するために何時間も並んでいる車の列をたくさん見ました。
普段の生活から、自動車へ過度に依存しないようにする工夫が必要でしょう。
万が一のときは、自転車(電動アシスト自転車は不可)で生活できるような環境が望ましいかもしれません。

5.非常食と水
カップラーメン、レトルト食品は、電気やガスと水が必要で、ライフラインが途絶えているときは食べられません。
電気やガスを使わなくても食べられるものを、最低でも1週間分くらいは持っておきたいと思いました。
期限の長い保存用の水(ペットボトル)は、自宅へ常備しています。

6.究極の状況では「現金」は役に立たない
停電すれば、コンビニやスーパーのレジは動きません。
ガソリンがなければ、商品の物流は止まります。
そのような状況では、現金はまったく役に立ちません。

7.金融機関で管理する資金
金融機関の窓口やATMが使えないような究極の危機的な状況では、金融機関で管理している資産は何も役に立ちません。
「究極時の生活防衛」には、2~3万円くらいを常に財布の中に入れておくのが最も大事ではないかと思いました。
窓口やATMで出金できるようになれば(すなわち電気や通信が確保された状況では)、一人につき10~20万円くらいの普通預金があれば、当座は十分かなと思います。

8.生活防衛資金
私は生活防衛資金を、2/3はネット銀行の定期預金、1/3をネット証券の円建てMMFにしています。
定期預金は「当座貸越」が可能なので、手続きなしで一定範囲内の出金ができます。
万が一のとき、当座はこれでカバーできると想定しています。
MMFに手をつけるのは、危機が発生してからかなりの時間が経過後になると想定しています。
「売却注文」「銀行口座への出金」という二つの手続きが必要で、現金化するまでに日数を要しますが、それは差し支えないと思っています。

以上、ここに記載の内容は、私の個人的な感想、意見です。
家族の人数や年齢、健康状況、住んでいる地域の環境などによって、考え方が異なる場合もあると思います。
自己責任でご判断ください。

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2011/03/29 09:00 | 東日本大震災COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

こんばんわ。

私は比較的恵まれた、仙台の被災者です。
今回のエントリー、身にしみて感じました。

生きてれば儲けもの。まさにこれが私の住んでる場所から1km程度の場所を境に環境が激変してる事実を確認して心からいえることだと思いました。


備えが重要、確かにそうです。


しかし人間は忘れていく生き物です。備えを死ぬまで続けて生きていける人はほとんどいません。
ただ、常にそばにある死という問題に関して真剣に考え、心の底から理解することこそが本当に大事なのではないかと感じました。

No:611 2011/03/29 22:40 | 宮城県民 #- URL [ 編集 ]

ご苦労様でした。

記事の内容は、まったくその通りだと思います。

1つ質問なんですが、
>>ガス=都市ガスの場合はカセットコンロとガスボンベも持っておく
と記事にあるのですけど、
プロパンガスは比較的大丈夫だったんでしょうか?
集中配管による供給でない分、
耐久力はありそうですが。


No:612 2011/03/30 08:04 | mushoku2006 #SXhQz2u2 URL編集 ]

> 宮城県民様

コメントありがとうございます。
仙台駅周辺は少しずつ以前の風景に戻りつつありますが、そこから車で10分程度の被災地の光景とは、くっきりと違いがありますよね。
震災による喪失体験から何を学ぶか、何を忘れてはならないか、生き残った私たちは今後も問われ続けると私は思っています。


> mushoku2006様

建物に被害のない家では、すぐにプロパンガスが使えたそうです。
仙台市内在住で、入浴や炊事もほとんど困っていないという話を聞きました。

No:614 2011/03/30 23:00 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

プロパンガスは料金が高いと日頃嘆いていましたけど、
そんなメリットもあるんですねえ・・・

お礼が遅くなりましたが、
私のブログでも記事を書かせていただきました m(_ _)m

No:615 2011/03/31 08:33 | mushoku2006 #SXhQz2u2 URL編集 ]

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