CMAM外国株式インデックスeの第1期運用報告書
こんにちは。中田たろうです。
今週の水曜日、所得税の還付金として約1.5万円が税務署から振り込まれました。
1月中旬に、ETFの分配金と譲渡損失の損益通算の確定申告を行ったことによる還付です。
申告をしてから還付まで、1か月強かかりました。
この還付金は、インデックスファンドへ再投資をします。
さて、昨日は中央三井AMの「CMAM外国株式インデックスe」の第1期運用報告書が、同社のウエブサイトで公開されました。
2/7の決算日から18日後の公開は、私が知っている限りでは「業界最速」だと思います。
STAMやeMAXISシリーズでは、通常は決算日の1か月後くらいです。
低い信託報酬だけでなく、このようなサービスも、投資家としては高く評価したいです。
運用報告書の中で最も気になるのは、信託報酬以外の「その他費用」の部分です。
1万口あたりの費用の内訳は、下記のようになっていました。
信託報酬 39円
売買委託手数料 0円
有価証券取引税 0円
保管費用等 4円
合計 43円
CMAMのインデックス投信は、規模と実績のあるマザーファンドで運用されているので、「その他費用」はとても優秀ですね。
信託報酬は年率0.525%ですから、「その他費用」の年率(概算値)は、
0.525%×4÷39≒0.054%
となります。
「CMAM外国株式インデックスe」の実質的な保有コストの概算値は、
0.525%+0.054%=0.579%
です。
2010/5/21 CMAM外国株式インデックスeの「その他費用」を推計
http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-644.html
上記のエントリでは、
> 信託報酬0.525%+その他費用0.0740%=0.599%(年率)
と概算値を推計しましたが、大きな差はありませんでした。
また、期間中の騰落率は、ベンチマークがマイナス2.9%、ファンドがマイナス2.8%で、両者のかい離はほんのわずかで、きわめて秀逸です。
(ちなみに、CMAMのベンチマークは「配当込み」の指数ですが、それ以外のインデックス投信はベンチマークが「配当除く」であることがほとんどです)
これで大きく安心をして、一般販売の外国株式インデックス投信では最も低コストなファンドとしてCMAM外国株式インデックスeの積み立てを継続することができます。
- 関連記事
2011/02/26 09:00 | ETF・インデックスファンド | COMMENT(0) | TRACKBACK(2) TOP
コメント
記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるもの、他者への敬意に欠ける内容など、管理人が不適切と判断したコメントは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。
記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるトラックバックは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
2011/03/20 | ETFと愛娘のコツコツ成長日記 |
CMAMとeMAXISとSTAMとFunds-i先進国株式の資金流出入額の比較(2011年1月)
今回はSTAMグローバル株式インデックス・オープンとeMAXIS先進国株式インデックスとCMAM外国株式インデックスeとFunds-i野村インデックスファンド・外国株式の月次資金流出入額の比較。(2011年1月) ...
2011/04/11 | 乙川乙彦の投資日記 |
CMAM外国株式インデックスeの第1期運用報告書
乙の手元に「CMAM外国株式インデックスe」の第1期運用報告書が送られてきました。 そういえば、乙はこれにも毎月積立をしていたのでした。 2010.5.19 http://otsu.seesaa.net/article/150348480.html 自分で投資していることを忘れています(笑)。 この報告書はネ…