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11年1月の投資戦略

こんにちは。中田たろうです。

2010年もあと2日、年内の更新は今回が最後です。
年末年始は帰省しますので、ブログはお休みします。
読者のみなさま、今年1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

さて、来年1月の投資は以下のように計画しています。

1.iShares MSCI EAFE Index Fund(EFA)(SBI証券)
 CMAM外国株式インデックスeを約55万円、ETF(1306)を約9万円、CMAM日本株式インデックスeを約10万円、3銘柄で合計約74万円を売却、キャッシュ80,000円を追加してリレー投資
 +2010年8月以降の米国ETFの分配金全額(約1,200ドル)を再投資
 =1/5に購入
2.野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(琉球銀行・個人型401k)
 23,000円=1/17に拠出
3.ユーロMMF(野村ほっとダイレクト)
 70,000円×2回=1/12・1/25に購入
4.STAM新興国株式インデックス・オープン(SBI証券)
 35,000円=1/18に購入
5.純金積立(田中貴金属「G&Pプランナー」)
 3,000円=毎営業日ごとに自動積立

1月は5種類の商品に約28万円を投資します。
毎月の投資戦略は、下記の考えに基づいて決定しています。

まず、金融資産のアセットクラス別の目標比率を、私は以下のように決めています。

 ・外国株式 56%
 ・国内株式 14%
 ・外国債券 10%
 ・国内債券 5%
 ・純金積立 3%
 ・REIT 2%
 ・流動性資産(含む生活防衛資金) 10%

投資にはリスクがあり、将来の運用成績を事前に見通すことはできません。
収益の理論的な期待値はプラスでも、予期せぬ株価急落で大きな損失をすることもあります。
自分のリスク許容度に応じて資産配分を決めることが、資産運用では最も大事だと思っています。

私のアセットアロケーションは、株式クラスが7割、海外資産でも7割弱の比率なので、リスクがかなり高いと思います。
「このアセットアロケーションを維持している限りは、損益がたとえマイナス50%になっても許容する」と最悪の場合も覚悟して、投資を行っています。

基本的な投資スタイルとして、「目標比率を下回っているアセットクラスへ毎月の給与収入から資金を投入して、買った資産はストロングホールド」しています。
主観的な相場の見通しや特定のシナリオに基づいた投資判断を避けて、自分の資産状況によって毎月の投資戦略を決定しています。
短期や中期での投機的な売買には、まったく興味がありません。

たとえば株式が値下がりして保有比率が下がったときは、積み立ての資金を株式クラスへ厚めに割り当てます。
「相対的に安くなったアセットクラスへ追加投資」することになるので、極端な高値掴みは避けることができます。
逆に株式が値上がりしたときは、それ以外のアセットクラスへ厚めに配分します。
リスク資産の比率が増えて流動性資産の比率が下がったときは、待機資金を積み増して比率を調整します。
株価が下落したときは相対的に流動性資産の比率が増えるので、待機資金をリスク資産へ投入して、比率が一定になるようにします。

このように、リスク資産の状況に応じて流動性資産の残高を増減させることで、資産全体のリスクを管理します。
そして「毎月ごとに積み立てでリバランス」することで、「年1回の売買によるリバランス」を極力回避して売買コストの削減をねらっています。

基本的な積み立てのスタイルとして、毎週1回、手動でファンドの買付を行います。
1か月の中で投資時期を分散することで、「どれかは高値でも、どれかは安値で買える」ことを狙っています。
全体として、月間の平均に近い値段で買えればいい、という戦略です。
私は勝手に「損もしないし得もしない積立投資法」と名付けています。

1月は冬のボーナスが入った直後なので、いつもより少し投資額を増やしました。
外債クラスへ投資資金をやや厚めに配分しています。
株式クラスでは、海外ETFへのリレーが大きな「イベント」になります。
今回はEFAへリレーするので、国内株式ファンドが2割強、残りが先進国株式ファンドになるように売却を行い、それと同時にEFAの購入を行います。

株式クラスでの目標の資産配分と現在の投資商品は、下記の通りです。

 目標
比率
ホールド用のETFリレー用の
積み立て投信
個人型
401k
大型株小型株
米国株式4割VTICMAM外国株式
インデックスe

バンガード・
スモールキャップ・
インデックス・ファンド
琉球
銀行
先進国株式
(除く日米)
3割EFAVSSCMAM外国株式
インデックスe
国内株式2割EFAと1306ETF(1306)か
CMAM日本株式
インデックスe
新興国株式1割VWOSTAM新興国株式

上記のETFへ投資すれば、「カナダの大型株」を除く先進国+新興国の株式市場へ分散投資することが可能です。
ちなみに、ETFのエクスペンスレシオ(年率)は下記の通りです。

 VTI 0.07%
 EFA 0.35%
 VWO 0.27%
 VSS 0.40%
 1306 約0.15%(年率0.1155%の信託報酬に「その他費用」を加えた、中田たろうの試算による実績値)

目標比率でのエクスペンスレシオの加重平均は、年率0.21%前後になります。
私の場合、最低でも20年は資産を売却するつもりはありませんので、購入手数料や為替手数料が割高であっても、保有コストの低い海外ETFのほうが、インデックス投信よりも有利だと考えています。

海外ETFの一部を違う組み合わせにして、「VT+VB+VSS+1306」の場合でも、ほぼ同じポートフォリオになります。
この場合はETFの銘柄数が1つ減りますが、保有コストは少しだけ高くなるので、今の組み合わせがベターだと考えています。

なお、地域別の目標比率は、MSCI ACWI(All Country World Index)の比率=米国株42.4%、日米以外先進国株36.2%、日本株9.1%、新興国株12.3%(2009年9月末現在)=を意識しつつ、日本株をやや高めにしています。

個人型401kの活用は重要で、401kは運用益が非課税なので、期待リターンの高い株式クラスで運用します。
海外ETF並みの低コストな外国株式インデックスファンドが、琉球銀行の個人型401kでは提供されています。

外国債券は、米ドルとユーロの長期ゼロクーポン債を保有しています。
外貨MMFの積み立てからのリレー投資が基本的な投資スタイルですが、米欧ともに長期金利が下落しているので、当面はリレーができそうにありません。
国内債券では、利付国債10年(「個人向け」ではない「新窓販方式」の固定利付債)の購入を検討中ですが、日本の長期金利が低くなっているので、購入はしばらく先になるでしょう。

REITは保有比率の調整のために、しばらく積み立てをお休みしています。

純金積立は株式や債券との分散効果をねらって投資しています。
ゼロクーポン債と同じように売却時の節税効果が高く、かつ消費税の税率アップ時には売却額もアップするので「増税リスクのヘッジ」も期待できます。
(ちなみに金ETFの基準価額や市場価格は、消費税率とは無関係です)

流動性資産は、生活防衛資金の2/3を1年満期の定期預金、1/3をMMFにしてあり、投資資金は住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金で管理しています。
なお、生活防衛資金は生活費の半年分を確保しています。
万が一、失業や急病、不慮の事故などによって半年分でも足りない事態になったときは、ためらうことなくリスク資産を必要な金額分だけ売却します(たとえ損益がマイナスであってもです)。

一度買ったものは、なにが起こってもひたすらストロングホールド。
そして相場の動向は無視して、購入日を固定した積み立て。
この戦略を愚直に継続していきます。

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2010/12/30 09:00 | 今月の投資戦略COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

投資スタイル

中田様の投資スタイルが「投資タイミングよりも、アセットアロケーションによるリスク管理の方がはるかに重要」
と言う言葉に集約されているのが良くわかりました。

私が、中田様のブログで参考にしていたのが、琉球銀行のことやゼロクーポン債や外国税額控除であり、投資スタイルについて詳しく読んでいませんでした。単なる積立投資ではなく、かなりの戦略が練られているのですね。勉強不足で申し訳ありませんでした。

No:526 2010/12/30 10:27 | 洞爺湖 #- URL [ 編集 ]

2010/12/28の記事に再度コメントしましたので、よろしくお願いします。

No:528 2010/12/30 14:33 | 洞爺湖 #- URL [ 編集 ]

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