個人型401kのコスト比較【2010年11月版】 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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個人型401kのコスト比較【2010年11月版】

こんにちは。中田たろうです。

「401k執念の探索者」Werder Bremenさんから、コメントで岩手銀行の個人型401kについての情報提供をいただきました。
コメントをいただいてからちょっと時間がかかりましたが、個人型401kの運営管理機関のコスト比較の一覧表を作成しました。
この一覧表は、1年半前のエントリでも作成していますが、今回はこれをアップデートしたものになります。

 2009/04/24「個人型401kのコスト比較」
 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-445.html

まず最初に、個人型401kへの加入を検討されている方へ、おすすめの運営管理機関をご紹介します(私の主観的な視点でまとめていますので、その前提でお読みください)。
2010年11月時点では、個人型401kは「琉球銀行」「岩手銀行」「スルガ銀行」の3行が有力だと思っています。

【国内外の株式と債券の基本4アセットの投資信託を中心に運用したい人】
ファンドの信託報酬を重視したいので、琉球銀行がおすすめです。

〔初期費用2,000円、月額費用539円〕
・野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX〔0.1995%〕
・野村DC国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合〔0.168%〕
・野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI〔0.231%〕
・野村DC外国債券インデックスファンド〔0.2205%〕
・マイバランスDC30〔0.231%〕
・マイバランスDC50〔0.2415%〕
・マイバランスDC70〔0.252%〕

信託報酬が年率0.2%前後の低コストファンドで運用できるのが、琉球銀行の最大のメリットです。


【国内外の株式と債券の基本4アセットの投資信託を中心に、個人型401kで新興国ファンドやREITで運用したい人】
琉球銀行で扱っているインデックスファンドに加えて、下記の新興国株式と債券、国内外のREITファンドを扱っている岩手銀行がおすすめになります。

<2011年1月21日追記>
下記4ファンドは2月1日から琉球銀行でも扱われることが明らかになりました。
したがって、岩手銀行を選択する合理的な理由はなくなったと言えます。


〔初期費用2,000円、月額費用562円〕
・野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)〔0.798%〕
・野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)〔0.7245%〕
・野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)〔0.9975%〕 ※これはアクティブファンドです
・野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)〔0.5565%〕

世界REIT以外は、一般販売されているSTAMシリーズやeMAXISシリーズよりも信託報酬が高くなっています。
上記の4ファンドについて、直近の運用報告書の「1万口あたりの費用」から試算した「実質的な保有コスト」の概算値(年率)は、下記の通りです。

・新興国株式 1.274%
・新興国債券 0.7461%
・J-REIT 1.0315%
・世界REIT 0.7856%

とくに新興国株式は、信託報酬以外の「その他費用」がかなり割高です。
「一般販売のファンドへの投資額はゼロ円で、リスク資産の運用はすべて個人型401kで行う」という方が新興国やREITへ投資する場合以外、これらのファンドへの投資はあまりおすすめしません。

「新興国やREITは不要」という方は、月額費用が安い琉球銀行の方がいいでしょう。
月額費用で23円の差は、1年間で276円です。
仮に20年間加入したとすると、5.520円+20年間の複利効果分の差が生じます。


【元本確保型商品を中心に安全運用したい人】
運営管理機関の中で月額費用が最も安いスルガ銀行がおすすめです。
1年・3年・5年の3種類の定期預金を扱っているので、金利の動向に応じて満期を選択できるのがいいでしょう。
「5年の定期預金でラダー型のポートフォリオ」にしてみるのも、おもしろいかもしれません。

SBI証券の月額費用もスルガ銀行と同水準ですが、定期預金は1年満期の1種類だけです。
同社には5年の保険商品もありますが、保険はペイオフの対象外(しかし「保険契約者保護機構」の保護を受けられる場合もある)です。
401kは長期運用になるので、信用リスクを過小に見積もるのは避けた方が無難ではないかと思います。



ここからは運営管理機関のコスト比較の一覧表です。
ファンドの信託報酬が低い琉球銀行、岩手銀行、住友生命、鹿児島銀行、そして月額費用の安いスルガ銀行とSBI証券、合計6社を比較してみました。

 (表1)加入者(掛金拠出者)の掛金から控除される手数料
 初期費用月額費用1年間
の合計
(2年目
以降)
国民
年金
基金
連合会
運営
管理
機関
国民
年金
基金
連合会
事務
委託先
金融
機関
運営
管理
機関
合 計
琉球銀行2,000
無料100円63円376円539円6,468円
岩手銀行399円562円6,744円
住友生命315円478円5,736円
鹿児島銀行307円470円5,640円
スルガ銀行無料163円1,956円
SBI
証券
残高50万円
未満
1,050円315円478円5,736円
残高50万円
以上
無料163円1,956円


 (表2)パッシブ運用ファンドのコスト
  ファンド名の下の数字は、
  上段=信託報酬(年率)
  中段(カッコ内)=「その他コスト」も含む実質的な保有コスト(年率)
  下段=信託財産留保額
 国内株式国内債券外国株式外国債券バランス
琉球
銀行
野村DC
国内株式
インデックス
ファンド・
TOPIX
野村DC
国内債券
インデックス
ファンド・
NOMURA
-BPI総合
野村DC
外国株式
インデックス
ファンド・
MSCI-
KOKUSAI
野村DC
外国債券
インデックス
ファンド
マイバランス
DC
30・50・70
0.1995%
(0.1995%)
なし
0.168%
(0.168%)
なし
0.231%
(0.2665%)
なし
0.2205%
(0.2315%)
なし
(表3)参照
【アクティブ運用ファンド】国内株式・国内債券・外国株式・外国債券各1本
米ドルMMF(為替手数料片道0.5円)、米ドルMMF(為替手数料片道0.75円)
岩手
銀行
野村DC
国内株式
インデックス
ファンド・
TOPIX
野村DC
国内債券
インデックス
ファンド・
NOMURA
-BPI総合
野村DC
外国株式
インデックス
ファンド・
MSCI-
KOKUSAI
野村DC
外国債券
インデックス
ファンド
マイバランス
DC
30・50・70
0.1995%
(0.1995%)
なし
0.168%
(0.168%)
なし
0.231%
(0.2665%)
なし
0.2205%
(0.2315%)
なし
(表3)参照
【その他のパッシブ運用ファンド】新興国株式、新興国債券、海外REIT
【アクティブ運用ファンド】国内株式2本、外国株式・J-REIT各1本
住友
生命
三井住友・
日本株式
インデックス
年金ファンド
三井住友
DC年金
日本債券
インデックス
・ファンド
DCダイワ
外国株式
インデックス
DCダイワ
外国債券
インデックス
なし
0.2625%
(0.2716%)
なし
0.168%
(0.168%)
なし
0.2625%
(0.3938%)
なし
0.2415%
(0.2737%)
なし
【アクティブ運用ファンド】国内株式3本、外国株式2本、ターゲットイヤーファンド6本、バランスファンド4本
鹿児島
銀行
DCダイワ
日本株式
インデックス
野村
日本国債
インデックス
ファンド
DCダイワ
外国株式
インデックス
野村
外国債券
パッシブ
ファンド
なし
0.2625%
(0.2906%)
なし
0.315%
(0.315%)
0.1%
0.2625%
(0.3938%)
なし
0.3675%
(0.3828%)
0.1%
【アクティブ運用ファンド】国内株式・海外株式・アジア株式・バランス型各1本
スルガ
銀行
トピックス・
インデックス・
オープン
年金積立
インデックス
ファンド
日本債券
インベスコ
MSCI
コクサイ・
インデックス・
ファンド
ダイワ
投信倶楽部
外国債券
インデックス
なし
0.5985%
(0.5985%)
なし
0.4725%
(0.4820%)
0.1%
0.735%
(0.9772%)
なし
0.6825%
(0.7109%)
なし
【アクティブ運用ファンド】BRICs、J-REIT、海外REIT等
SBI
証券
MHAM
TOPIX
オープン
(※)
なし中央三井
DC外国株式
インデックス
ファンド
野村
外国債券
インデックス
ファンド
(確定拠出
年金向け)
SBI
資産設計
オープン
(資産成長型)
【スゴ6】
0.6825%
(0.7000%)
なし
0.84%
(0.8917%)
0.2%
0.2205%
(0.2363%)
0.1%
0.714%
(0.854%)
0.15%
【アクティブ運用ファンド】BRICs、J-REIT、コモディティ等

 ※ SBI証券には「SBI TOPIX100・インデックスファンド」もある。
   信託報酬=0.252%、実質的な保有コスト=不明、信託財産留保額=なし。


 (表3)バランスファンドのコストと資産配分比率
 ファンド名信託報酬国内
株式
国内
債券
外国
株式
外国
債券
琉球銀行

岩手銀行
マイバランス
DC30
0.231%
(0.2426%)
なし
20%55%10%15%
マイバランス
DC50
0.2415%
(0.2542%)
なし
30%40%20%10%
マイバランス
DC70
0.252%
(0.2668%)
なし
45%20%25%10%
SBI証券SBI資産設計
オープン
(資産成長型)
【スゴ6】
0.714%
(0.854%)
0.15%
20%20%20%20%
J-REIT=10%
海外REIT=10%

(表1)と(表2)をもとに、「資産額が100万円で全額を外国株式ファンドで運用」したときに、コストが1年あたりでどれだけかかるか試算してみました。

 (表4)資産額100万円の全額を外国株式ファンドで運用したときの1年分のコスト
 掛金から
 控除される 
月額費用
ファンドの
 保有コスト 
合 計
琉球銀行6,468円2,665円9,133円
岩手銀行6,744円2,665円9,409円
住友生命5,736円3,938円9,674円
鹿児島銀行5,640円3,938円9,578円
スルガ銀行1,956円9,772円11,678円
SBI証券1,956円8,917円10,873円

個人型で毎月2万円を拠出したとすると、掛金の累計額は5年目に100万円へ到達します。
100万円で損益分岐点を検討してみれば、自分にふさわしい運営管理機関を比較しやすいのではないかと思います。
上記は外国株式100%で計算していますが、ご自身の理想のポートフォリオの比率で、各自がコストを試算してみてください。

なお、私は個人型401kで琉球銀行を利用しています。
掛金はサラリーマンの上限である月額23,000円で、その全額を外国株式ファンドへ投資しています。

401kのメリットの一つは、「売却益、分配金、利息は非課税」であることです。
期待リターンが高い株式クラスで運用すれば、このメリットの最大化が期待できます。
逆に言えば、株式に比べて期待リターンが低い債券や預金は、401k以外で運用した方がよいでしょう(もちろん自分が許容できるリスクの範囲内でですが)。
401kの中だけで分散投資のアセットアロケーションを考えるのではなく、401k以外の資産も含めた、トータルのアセットアロケーションで検討したほうがよいと思います。
関連記事

2010/11/08 09:00 | 個人型確定拠出年金(個人型DC・IDeCo)COMMENT(14)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

リバランスについて

確定拠出年金について、いつも参考になる記事をありがとうございます。
自分は主に海外と国内のETFと確定拠出年金のインデックスファンドで運用しているのですが、運用額が積み上がって来たためリバランスを売却も含めて検討しなければならない状況です。
そこで、ご意見を伺いたいのですが、確定拠出年金の売却益非課税を利用すれば、一般のETFを売却してリバランスするよりも有利ではないかと考えているのですが、この考えに何か見落としている点はありますでしょうか。

No:477 2010/11/08 14:08 | えりす #0/0jGrq. URL [ 編集 ]

岩手銀行 DC月額費用

企業型(退職)から個人型へのDC口座資産移換予定者です。
移換については置いといて、
2010/11/9時点 岩手銀行 月額費用: 409 円
・・・確認してみてください。
http://www.npfa.or.jp/401K/kanri/ichiran.html
岩手銀行 0120-945-856 野村年金サポート&サービスコールセンター

その他の参考)
個人的に確認した三井住友銀行での費用は 4,536円/年(毎3月)

No:478 2010/11/09 11:51 | io #- URL編集 ]

> えりす様

コメントありがとうございます。
ご質問のリバランスでの売却については、個人の資産状況、投資スタイル、年齢、加入している運営管理機関などに応じて、長期的な視点から総合的に判断したほうがよいのではないかと思います。

1.信託報酬が低いファンドを売却して高いファンドを残すことになる場合は、長期的には不利になる可能性があります
2.401kのファンドを先に売却して一般のETFを残すと、リタイア後の資産売却時に支払う税金が高くなる可能性があります
3.リタイア後に国保へ加入しているときは、その保険料に影響する場合もあります
4.売却資金で違うアセットクラスの商品を購入する場合に、そのコストは許容できる水準でしょうか

私が思いつく範囲では、上記のようなことが気になります。


> io様

コメントありがとうございます。
岩手銀行の場合、月額費用は下記のようになっています。

・掛金の拠出をせずに年金資産の運用のみを行う「運用指図者」は、月額409円が運用財産から控除される
・掛金の拠出を行う「加入者」は、月額562円が毎月の掛金から控除される

「運用指図者」と「加入者」を混同しないようにお気をつけください。

No:479 2010/11/09 20:37 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

お疲れさまでした。

岩銀のみならず、住生も追加してくれたんですね。こんだけ出揃ったら、住生があの三井住友、0.1%台の外国株式&債券を追加していたら・・・。まあ、住生に期待するのは無理か(汗)。あとは間違って、中央三井の全て0.1%台のシリーズが、間違って、京都銀行か七十七銀行あたりの個人型で・・・。まあ、無理っぽいが(笑)。野村の新興国インデックス関連、今は駄目でも残高が増えてくるとトラッキングエラーが減ってくる可能性はあると思う。時を同じくして野村もインデックスファンドシリーズを一般販売するようだし、これでマザーファンドの規模も大きくなれば・・・。それと信託報酬も下がる可能性はあると思う。401Kで積極的に採用されているのは野村(27億円)。住信(1.03億円)、三菱(6700万円)より多い。野村のDC用ファンドに特有の表記、年0.798%(税抜年0.76%)以内と書いてあり、野村アセットのHPに載っているもの、例えば鹿児島の債券系ファンドみたいに0.5%→0.3%に下げる例もある。今は駄目でも、将来を期待して岩手銀行を挙げたまでです。琉球銀行で追加採用されれば問題無し。

No:480 2010/11/10 00:02 | Werder Bremen #- URL [ 編集 ]

リバランスについて

ご回答ありがとうございました。
現在保有しているETFは1306、vt、vwo、tokといった具合なので保有コストよりも売買コストの方が気になった次第です。
3の国保については、確定拠出年金とそれ以外の資産の
どちらを先に取り崩して行く方が有利なのかが判断が付きません。まだ20年近く先の事なので検討する時間はたっぷりありますが。

No:481 2010/11/10 00:18 | えりす #0/0jGrq. URL [ 編集 ]

> Werder Bremen 様

コメントありがとうございます。
住友生命はコメントで情報をいただいてからずっと気になっていたので、一緒に情報を更新しました。
野村の新興国ファンドのコストは、今後に期待ですね。


> えりす様

海外ETFは売却時の取引手数料に加えて円転時の為替手数料も必要なので、リバランスでの売却はかなり不利でしょう。
VT、VWO、TOKの3銘柄は年末に分配金を出すので、これを再投資しないで円転すれば、多少はリバランス効果があると思います。
その上でリバランスの必要があるときは、401kのファンド売却を検討してはどうでしょうか。

No:482 2010/11/11 20:30 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

労働金庫(野村DC外株、509円/月)

「野村DC MSCI-KOKUSAI全額」なら、Werder Bremenさんがどこかで紹介していた労働金庫(加入者月額509円、運用指図者月額409円)が琉球銀行よりお得だと思いますが、いかがでしょうか。

No:483 2010/11/14 00:10 | ekrpat #uHnEGh2g URL [ 編集 ]

Re: 労働金庫(野村DC外株、509円/月)

> ekrpat 様

貴重なコメントありがとうございます。
「労金」のネタ元は、下記のコメント欄の下の方のものですね。

http://renny.jugem.jp/?eid=1006#comments

Werder Bremenさんも「(外国株投信以外の)残りはダイワ投信倶楽部のガラクタです」と指摘されている通り、労金のファンドは外国株式以外はコストが高いものばかりなんですよね。

 DC・ダイワ・トピックス・インデックス 年率0.651%
 ダイワ投信倶楽部日本債券インデックス 年率0.4725%
 ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス 年率0.6825%

労金を選択するときは「なにがなんでも絶対に外国株式から乗り換えない」という「覚悟」が必要だなあと思います。
現在は外国株式100%で運用していても、たとえばリバランスであったり、リタイア後で債券クラスの比率を増やしたいなど、将来は保有比率を変更する可能性があるでしょう。

仮に資産額100万円を日本債券で運用した場合、琉球銀行のファンドでは信託報酬が年間1,995円、労金では4,725円、その差は1年で2,730円です。
琉球銀行と労金との月額費用30円(1年間で360円)の差は、「絶対に乗り換えない覚悟の対価としてはやや小さい」というのが個人的な感想です。

上記のようなことを承知して「覚悟」ができる方には、労金はおすすめだと思います。

No:484 2010/11/15 19:43 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

可能性?

>それと信託報酬も下がる可能性はあると思う。
>野村のDC用ファンドに特有の表記、年0.798%(税抜年0.76%)以内と書いてあり、

早速、そういう流れが出てきそうな雰囲気になってきました(↓)。
http://401k.sblo.jp/article/41985602.html
○×%以内の表記・・・。自分のところの残高が増えるか、同業他社が下げると、嫌々、対抗上下げる?個人相手の一般販売だとボッタ、401Kで大口販売とかは良心的な野村。面白いもんです。継続してウォッチ?

No:500 2010/12/06 20:10 | Werder Bremen #- URL [ 編集 ]

Re: 可能性?

> Werder Bremen 様

コメントありがとうございます。
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンドは、今年の10/29に新規設定されたばかりのファンドですね。
設定直後の今回の引き下げは、社内判断で何かがあったのでしょう。

しかし、天下の偉大なる野村さまが、他社の動きに追随して信託報酬を下げるなんてことは、可能性としてはかなり低い気がしますが…。

No:501 2010/12/07 20:14 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

はじめまして

零細企業に勤めています。
401Kについて学習し始めてこちらにたどり着き、大変参考にさせていただいております。
さっそく、おすすめどころに資料請求してみました。
今後もお邪魔したいと思います。よろしくおねがいします。
お礼かたがたコメさせていただきました。

No:531 2011/01/05 16:49 | あらのすけ #Z5GHyyj6 URL [ 編集 ]

Re: はじめまして

> あらのすけ様

はじめまして。コメントありがとうございます。
私のブログがお役に立てば幸いです。
401kの運用がうまくいくように、じっくりとご検討ください。

No:532 2011/01/06 22:57 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

スルガ銀行から琉球銀行へ切り替える状況を考えてみました

最初は管理コストの安い金融機関で投信を保有し、その後ラインナップ中の信託報酬の安い金融機関に乗り換える戦術はありうるのか、気になったので計算してみました。
「月額手数料が0円だが投信の保有コストが0.9772%」の金融機関、「月額手数料が376円で投信の保有コストが0.336%」の金融機関に、毎月2.3万円積み立てたとして比較してみました。
上記コストの小計 (他にも共通のコストはかかることにご注意) は、初月こそ19円vs382円と前者の圧勝ですが、積立開始から31ヶ月目には双方570円前後で並んでしまいます。31ヶ月目までの前者と後者の上記コストの差はたかだか総額5500円前後です。その後は後者が有利になっていきますので、金融機関の乗り換えコストが7000円前後かかる場合は最初に後者を選んでおくメリットが出てきません。
…ということで、特に名前を出しませんでしたが、運用初期においても金融機関を乗り換えることのメリットは特にみいだせませんでした。安心して信託報酬の安い金融機関を使おうと思います。

No:639 2012/05/27 00:10 | asari #v0W2OX1k URL [ 編集 ]

> asari様

コメントありがとうございます。
エントリの内容がお役に立てば幸いです。

No:640 2012/05/29 18:41 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

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