STAMシリーズの信託報酬引き下げによる減収見込み額 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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STAMシリーズの信託報酬引き下げによる減収見込み額

こんにちは。中田たろうです。

連日の猛暑で、今夏は自宅でのエアコンの使用時間が増えています。
8月分の電気料金のお知らせを見ると、昨年に比べて1割弱も電気代が増えていました。
電気代をケチって暑さで体調を崩すのはナンセンスですが、温度を下げすぎないようにして、エアコンをこまめにON/OFFするよう気をつけたいと思います。

さて、7/30にSTAMインデックスシリーズの信託報酬が引き下げられました。
投資信託の信託報酬は、委託会社(運用会社)、販売会社、受託会社の三者の取り分が、ファンドごとに定められています。
引き下げによってSTAMシリーズの8ファンドでどう変化したか、確認しました。
そして、住信AMの収入がどのくらい減るか、概算で見込み額を計算してみました。

 (表1)STAMインデックスシリーズの信託報酬の変化
  信託報酬 
(年率)
うち
 委託会社 
うち
 販売会社 
うち
 受託会社 
TOPIX0.483%

0.4725%
0.21%

0.189%
0.2205%

0.231%
0.0525%

0.0525%
国内債券0.462%

0.42%
0.21%

0.189%
0.21%

0.189%
0.042%

0.042%
J-REIT0.672%

0.525%
0.3045%

0.21%
0.3150%

0.2625%
0.0525%

0.0525%
 グローバル 
株式
0.777%

0.63%
0.3465%

0.2415%
0.3675%

0.3255%
0.063%

0.063%
グローバル
債券
0.672%

0.5775%
0.315%

0.2415%
0.315%

0.294%
0.042%

0.042%
グローバル
REIT
0.861%

0.6825%
0.399%

0.2625%
0.399%

0.357%
0.063%

0.063%
新興国株式0.8715%

0.63%
0.399%

0.2625%
0.4095%

0.357%
0.063%

0.063%
新興国債券0.756%

0.63%
0.357%

0.2625%
0.357%

0.3255%
0.042%

0.042%

今回の引き下げでは、住信AMは社内外の調整で苦労しただろうと思います。
委託会社の取り分は大きく削られているファンドが多いですが、それに比べると販売会社の取り分はそんなに減っていません。

なお、CMAMインデックスeシリーズやeMAXISシリーズの信託報酬の内訳については、下記のエントリを参照ください。

 2010/4/20 「CMAMシリーズの信託報酬のうち中央三井AMの取り分」
 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-630.html

住信AMの信託報酬の取り分が減ってしまうと、「STAMシリーズは赤字にならないのか」が気になります。
7月末時点での純資産額から、どのくらいの減収になるのか、大雑把に試算してみました。

 (表2)住信AMの信託報酬の取り分の試算
 純資産額
 (10年7月末) 
【A】
 委託会社の 
信託報酬
【B】
 【A】×【B】 
TOPIX27.26億円0.21%

0.189%
572万円

515万円
国内債券15.23億円0.21%

0.189%
320万円

288万円
J-REIT11.26億円0.3045%

0.21%
343万円

236万円
 グローバル 
株式
99.29億円0.3465%

0.2415%
3440万円

2398万円
グローバル
債券
30.99億円0.315%

0.2415%
976万円

748万円
グローバル
REIT
23.89億円0.399%

0.2625%
953万円

627万円
新興国株式56.04億円0.399%

0.2625%
2236万円

1471万円
新興国債券15.9億円0.357%

0.2625%
568万円

417万円
合計279.86億円9409万円

6701万円

この試算は「ファンドの純資産額が変動しない仮定での1年間の取り分」になります。
シリーズ8ファンド全体で、9,409万円から6,701万円へ、約3割も減ってしまう計算です。
ファンドの純資産額が4割増えないと、住信AMの取り分は元に戻りません。

運用会社や販売会社の収入が減るということは、投資家の財産から引かれるコストが減ることとイコールで、私たちにとっては嬉しいことなのですが、ファンドの存続に影響することが心配になります。
CMAMインデックスeシリーズやeMAXISシリーズだけでなく海外ETFや国内上場のETFも含めて、強力な競争相手がたくさんいる中で、STAMシリーズが純資産額を増やせるかどうか、今後の動向に注目したいです。

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2010/08/13 09:00 | ETF・インデックスファンドCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

確かに信託報酬は減ってしまいますが、STAMシリーズはライバルたちが現れてきた時期も純資産額が増えているみたいですね。将来は大きな収益源になると見越しているのかもしれません。純資産額が増えればスケールメリットでもっと下げることも可能なんでしょうか?私はたろうさんのブログ読んで、新興国株式をeMaxisから乗り換え、今回の引き下げで先進国リートもSTAMに乗り換えました。競争してくれるのはありがたいです。

No:454 2010/08/13 21:21 | まいまいどん☆ #- URL [ 編集 ]

> まいまいどん☆様

コメントありがとうございます。
ファンド同士の健全な競争の中でも純資産額が増えていけば、さらなる引き下げも中長期的には可能だと思います。
純資産額の推移を見守っていきましょう。

No:455 2010/08/14 21:44 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

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