10年7月のリレーの約定結果(1) 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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10年7月のリレーの約定結果(1)

こんにちは。中田たろうです。

昨日と今日の2日間で、海外ETFのVSS=バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF=へのリレーを実行しました。

VSSは、米国を除く先進国と新興国の小型株で構成されるETFです。

https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=3184&FundIntExt=INT#hist=tab%3A2

上記によると、6月末の地域別構成比率は、日米以外の先進国株63.9%、日本株12.8%、新興国株23.3%となっています。
今回のリレー投資では、売却するインデックス投信を上記の比率へできるだけ近づけること、資産の連続性を可能な範囲で高くすることを意識して行いました。

以下、取り引き結果を時系列に沿って報告します。

1.SBI FX αでの取り引き

ネット証券で日本円から米ドルへの為替取引を行う場合は、片道25銭の為替手数料が必要です。
しかし、SBI証券でFXの現引を利用すると、為替手数料を節約できます。
1万ドル単位でしか取り引きできないのが難点ですが、指値注文ができるのはメリットです。

まず、SBI証券のウエブサイトで振替指示を行い、FXの口座へ現金を移動させます。
米ドルの現引注文に必要なのは、保証金10万円+1万ドル分の円貨の105%です。
仮に1ドル=90円とすると1,045,000円になるので、今回は110万円をFX口座へ振り替えました。

次に、米ドルで新規の買い注文を行います。
今回は1万ドルを96.65円の指値注文を行い、ほどなく約定しました。
FXで収益を得ることが目的ではないので、指値の数値にはそれほど神経質になる必要はないでしょう。
(面倒な人は、成行で注文しても差し支えないと思います)
注文後に円高や円安になったりしますが、「運が悪かった」or「運が良かった」と、単純に割り切りましょう。

そして、この買いポジションの現引注文を行います。
現引注文の受付時間は営業日の14時までなので、注意が必要です。

以上の取り引きで、海外ETFを購入するための米ドルの準備ができました。
現引注文の約定後は、FX口座の残金を出金しておきます。


2.インデックス投信の売却

VSSの地域別構成比率は、日米以外の先進国株63.9%、日本株12.8%、新興国株23.3%なので、仮に1ドル=87円とすると、

 日米以外の先進国株 55.6万円
 日本株 11.1万円
 新興国株 20.3万円

上記の金額になるようにインデックス投信を売却すれば、ちょうど1万ドルです。
実際は為替レートも株式相場も変動するので、すべてを計算通りきっちりやることは難しいです。
私はちょっと少なめに売却して、足りないときはキャッシュを追加するようにしています。
そうしておけば「多めに売りすぎてしまった」ということがないので、余計な税金やコストを支払うことを回避できます。

今回売却をしたのは、下記の5銘柄です。

・eMAXIS先進国株式インデックス 7/21の基準価額で55万円弱の全額を売却注文
・eMAXIS TOPIXインデックス 7/21の基準価額で8万円弱の全額を売却注文
・CMAM日本株式インデックスe 3.3万円の金額指定で売却注文
・eMAXIS新興国株式インデックス 7/21の基準価額で約2.5万円の全額を売却注文
・STAM新興国株式インデックス・オープン 17.8万円の金額指定で売却注文

これらのファンドは、営業日の15時が注文締め切り時間なので、それまでに売却注文をしておきます。
ちなみに、国内株式ファンドは当日の基準価額、外国株式ファンドは翌営業日の基準価額で約定します。

ここまでを、7/22の昼間に済ませておきました。


3.米ドルMMFの売却

米ドルMMFで運用していた海外ETFの分配金を、今回のリレーのときにVSSの購入資金に充てます。
残高全額の1,367.18ドルを売却して、海外ETFの買付資金に充てます。
現引した1万ドルも買付余力に反映され、合計11,367.18ドルが今回の購入資金になりました。


4.VSSの購入

ここまでの手順を経て、ようやくVSSの購入です。

リレーのために売却した外国株式投信は、海外市場の終値をもとにした注文日の翌営業日の基準価額で約定します。
仮に、終値に比べて1%割高な単価で海外ETFを購入した場合、1万ドルの取り引きでは100ドルを「損」することになります。
そこで、NY市場の終了時間の直前に買付注文を行い、資産の連続性を可能な限り高めます。

NY市場の取引時間は、現地時間で9:30~16:00です。
日本時間の23:30~6:00、サマータイムでは22:30~5:00になります。

今はサマータイムなので、午前4時過ぎに早起きをして、注文を行いました。

一つ注意が必要なのは、SBI証券とマネックス証券では、上記の時間帯はいつでも注文・売買が可能ですが、楽天証券の注文受付時間は日本時間の午前2:30までです。
したがって、楽天証券では、私が行っているような手法で資産の連続性をできるだけ高くすることが難しくなります。
(そこまで厳密に行う必要はないという考え方もあると思いますが)

買付余力は事前に分かっているので、その範囲内で最大何口を購入できるか、「単価がXXドルのときはYY口を購入」という一覧表をエクセルで作成しておきます。
前日の終値から上下3%程度の幅で計算しておけば、起床後にパソコンを起動した直後でも、寝ぼけて勘違いしたりなど誤発注のリスクを小さくすることができます。
米国ETFは取引手数料が安くないので、間違いがないように慎重に注文を行うべきでしょう。

今回は単価81.95ドルで138口の買付注文を行いました。
取引手数料で26.25ドルが引かれて、合わせて11,335.35ドルで約定しました。

ちなみに、この日のVSSの終値は81.92ドルでした。
私が購入した単価との差額は0.03ドル×138口=4.14ドルになりますが、この程度の差は「誤差の範囲」だと考えています。


以上、昨日から今朝にかけての取り引き結果です。
売却したインデックス投信の約定結果については、次回のエントリで報告したいと思います。

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2010/07/23 09:00 | ETFへのリレーCOMMENT(5)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

 お疲れ様でした。
 記事の件ですがリレー投資の手法としては大変理想的ですね。しかし取引に関わる手間が多く大変そうですね。
 私は海外ETF購入の際は取引コストが0.1~0.3%未満になる程度に日本円がたまったら(150~450万円程度?)直接海外ETFを購入することにしています。したがって投信は所有しておりません。
 FX現引によるドル購入も以前は利用しましたがいろいろと非効率なような気がして結局為替取引(1ドルあたり25銭の手数料)で行っています。
 手間を惜しまない姿勢には頭が下がります。

No:449 2010/07/23 13:11 | 愛読者 #- URL [ 編集 ]

> 愛読者様

コメントありがとうございます。
150~450万円もの資金を一括投資するのは、小心者の私にはほぼ不可能です。
投資額や投資スタイルによって、投資商品やサービスをどう使うかの判断が異なってきますね。

No:450 2010/07/24 20:59 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

中田様
 SBI証券で確認すると、現引きレートは、現引き指示日の14時以降の当社の定めるレートを適用します、とあります。結局、楽天証券などで25銭の手数料の方が安いということはないのでしょうか?

No:451 2010/07/31 19:51 | hide #- URL [ 編集 ]

> hide 様

コメントありがとうございます。
SBI証券のウエブサイトで、今回のFXの取り引き履歴を見ると、

1.入金 1,100,000円
2.米ドル-円 新規買 86.65円 数量1
3.米ドル-円 現引 86.54円 数量1 実現損益-1,100円
4.出金 233,500円

3番目の現引注文によって、「1万ドルを865,400円で現引」と「FXの決済で雑所得がマイナス1,100円」、二つの取り引きを行ったことになっています。
実質的な決済レートは建玉のレートであり、現引レートとは無関係です。

したがって、実質的な為替手数料はSBI FXαの売値と買値のスプレッドである「1ドルあたり1~2銭」と考えて問題ないと思います。

ただし、「建玉のレート<現引レート」のときは、FXの実現損益がプラスになり、総合課税の雑所得として課税されるので、この税金分もコストとして考慮する必要があります。
たとえば、建玉のレート97.50円、現引レート98.00円で1万ドルを現引した場合、雑所得が5,000円になり、課税所得に応じて下記の税金を確定申告で支払うことになります。

イ.課税所得が195万円以下の人は、所得税5%+住民税10%で雑所得の税金が750円…1ドルあたり7.5銭
ロ.195万円超 330万円以下の人は、所得税10%+住民税10%で1,000円…1ドルあたり10銭
ハ.330万円超 695万円以下の人は、所得税20%+住民税10%で1,500円…1ドルあたり15銭
ニ.695万円超 900万円以下の人は、所得税23%+住民税10%で1,650円…1ドルあたり16.5銭
ホ.900万円超 1800万円以下の人は、所得税33%+住民税10%で2,150円…1ドルあたり21.5銭
ヘ.1800万円超の人は、所得税40%+住民税10%で2,500円…1ドルあたり25銭

なお「建玉のレート>現引レート」であれば、税金の問題は生じません。
課税所得が高額の人は、FXの現引は注意が必要ですね。

No:452 2010/08/01 20:03 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

中田様
 お忙しいにもかかわらず丁寧な返信ありがとうございます。ドルから円転しないのに、現引時に差益が発生するのがどうしても感覚的に分かりずらいですね。たとえば、信用取引で乙社の株を200000円で信用買いした場合、現引は乙社のその時点の株の値段に関係なく200000円だと思うので、SBIのFX現引は不思議な感覚的でした。
 お返事ありがとうございました。

No:453 2010/08/02 16:38 | hide #- URL [ 編集 ]

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