SBIとマネックスの既発外債の単価を調査 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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SBIとマネックスの既発外債の単価を調査

こんにちは。中田たろうです。

私が口座を開設しているSBI証券とマネックス証券で、既発外債の取り扱いが少し充実してきました。
2010年5月18日現在、取り扱い銘柄数は、SBI証券が9銘柄、マネックス証券が7銘柄です。

ネット証券は為替手数料が安いものの、かつては外貨決済が不可で、扱っているのは南アランドなど新興国通貨の債券ばかりというイメージでした。
しかし、2年前に外貨決済サービスが始まり、最近は米ドルのゼロクーポン債などオーソドックスで資産運用のコアになるような銘柄を扱うようになっています。
「外債投資は大手証券がよい」と思っていましたが、少し状況が変わってきたようです。

ネット証券の外債を投資対象として検討するため、外債投資で最も重要な単価や利回りの調査を行いました。

為替リスクが高く手数料の高い高金利通貨の債券には私は興味がないので、米ドル建てゼロクーポン債について、SBI証券とマネックス証券で最も利回りが高い銘柄を、先月1回と今月2回の計3回調べました。


(調査日1)4月26日

【SBI証券】
償還日2019年2月 単価74.36

【マネックス証券】
償還日2018年3月 単価73.63 利回り3.71%

ちなみに同じ日、大手証券で上記の銘柄と償還日が近い銘柄の単価と利回りは、

【野村證券】
償還日2018年5月 単価75.98 利回り3.44%
償還日2019年2月 単価72.62 利回り3.67%
償還日2020年2月 単価68.45 利回り3.90%

【大和証券】
償還日2018年11月 単価73.31 利回り3.700%
償還日2019年2月 単価72.08 利回り3.791%
償還日2020年2月 単価67.06 利回り4.059%


(調査日2)5月6日

【SBI証券】
償還日2019年2月 単価74.36

【マネックス証券】
償還日2018年3月 単価77.30 利回り3.31%

ちなみに同じ日、大手証券で上記の銘柄と償還日が近い銘柄の単価と利回りは、

【野村證券】
償還日2018年5月 単価77.72 利回り3.17%
償還日2019年2月 単価74.25 利回り3.42%
償還日2020年2月 単価69.97 利回り3.69%

【大和証券】
償還日2018年11月 単価75.01 利回り3.434%
償還日2019年2月 単価73.67 利回り3.546%
償還日2020年2月 単価68.36 利回り3.834%


(調査日3)5月17日

【SBI証券】
償還日2019年2月 単価76.7

【マネックス証券】
償還日2017年12月 単価79.12 利回り3.12%

ちなみに同じ日、大手証券で上記の銘柄と償還日が近い銘柄の単価と利回りは、

【野村證券】
償還日2018年5月 単価78.75 利回り3.01%
償還日2019年2月 単価75.23 利回り3.28%
償還日2020年2月 単価71.05 利回り3.53%

【大和証券】
償還日2017年5月 単価81.91 利回り2.897%
償還日2018年11月 単価75.82 利回り3.313%
償還日2019年2月 単価74.55 利回り3.416%


償還日が2018年前後の銘柄で比べると、ネット証券の単価と利回りは悪くありませんが、大手証券では残存期間がそれよりも長く利回りの高い銘柄を扱っているので、ネット証券でゼロクーポン債を購入するのはあまり合理的ではないでしょう。
購入したゼロクーポン債が償還した後、さらに外債へ乗り換えることを想定すると、米ドル建てゼロクーポン債の取り扱い銘柄数が常に豊富な大手証券の方が、ネット証券よりも安心です。

「投資はネット証券で行っているので、大手証券で口座開設するのは面倒だ」など、「高い利回りを期待できる銘柄に投資できる機会を捨てても構わない」と思える十分な理由があれば、ネット証券を選択してもいいでしょう。

なお、既発外債の取り引き時間には注意が必要です。

【SBI証券】
・米ドル 11:00~14:00
・ユーロ等先進国通貨 11:00~15:00
・南アランド等新興国通貨 11:00~14:30
【マネックス証券】9:30~14:00
【野村證券】10:00頃~15:30
【大和証券】10:30~18:00

取り引きできるのは平日の昼間だけなので、普通のサラリーマンにとっては厳しいです。

しかもSBIとマネックスでは、単価と利回りを確認できるのは上記の取引時間中だけで、口座を持っていて、買付余力が口座にある場合に限定されています。
たとえばサラリーマンが平日の帰宅後に、ウエブサイトで当日の単価を調べることはできません。
これは非常に不便で、なぜ単価と利回りを「隠している」のか、意図が分かりません。
私のように大手証券と比較する人がいると、都合が悪いからではないかと勘繰ってしまいます。

私は野村ほっとダイレクトで既発外債を購入しています。
購入するときは、前夜にウエブサイトで単価と利回りをチェックして、どの銘柄を購入するか目星をつけています。
そして購入直前に当日の単価と利回りを確認して、注文するかどうかを判断するようにしています。
コールセンターへ電話で注文すると、5~10分くらいで手続きできるので、だいたいは昼休みに注文しています。

ちなみに野村と大和では、取り引き時間終了後の夜間でも、ウエブサイトで銘柄ごとの単価と利回りを確認することが可能です。
口座を持っていない人でも、いつでも一覧表を自由に閲覧できます。

 【既発外債のページ】
 野村證券 http://www.nomura.co.jp/retail/bond/f_secondary/index.html
 大和証券 http://www.daiwa.jp/products/bond/afr/index.html
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2010/05/19 09:00 | 外国債券COMMENT(2)TRACKBACK(1)  TOP

コメント

参考になります。
私は大分前になりますが、何にも知らずに野村で米国債を売買したことがあります。
当時はそれで良かったのかもしれませんが、もう少し慎重に調査すべきだったなあ・・・と。
現在だとFX経由で外国債が買えたりするところもあるので、その辺の違いも勘案しないといけないですね。

No:394 2010/05/20 10:19 | 40歳無職 #- URL編集 ]

> 40歳無職様

コメントありがとうございます。
外国債券は相対取引なので、事前の調査が大事ですね。
為替手数料、外国証券口座管理料などのコストも合わせて、金融機関ごとの違いを総合的に比較する必要があると思います。

No:397 2010/05/22 13:24 | 中田たろう #- URL [ 編集 ]

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2010/11/20 | 乙川乙彦の投資日記 |

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