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09年11月の投資戦略

こんにちは。中田たろうです。

三菱UFJ投信の新ファンド「eMAXISシリーズ」の8本のファンドが設定日を迎え、昨日、その専用サイトが公開されました。

 http://maxis.muam.jp/e/index.html

コンテンツとしては、特に見るべきものはないように思いますが、1つだけ「eMAXISとは」というページに、この新ブランドのポリシーらしきものが記載されていたので、一部を引用します。

「幅広い品揃え」と「低く設定された信託報酬」。
自分自身で投資を考え、実践する投資家のみなさまに本当に必要なものは何か?
投資の基本に立ち返って私たちが考えた答えがここにあります。

三菱UFJ投信が、ネット投資家のみなさまにお届けするブランド「eMAXIS(イーマクシス)」は、
世界の主要なベンチマークをカバーしたインデックスファンド・シリーズです。
シンプルで分かりやすい8本のファンド。使い方、組み合わせ方はあなた次第です。


「国際分散投資の商品を低コストで提供したい」という、シンプルな考えは好感が持てますね。
なおeMAXISシリーズのファンドの購入は、明日10/30分から受付開始です。

さて、私の11月の投資は、eMAXISも使って以下のように計画しています。

1.eMAXIS先進国株式インデックス(SBI証券)
 25,000円×3回=第1・第3木曜日、第4水曜日に購入
 10,000円=第2木曜日に購入
2.野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(琉球銀行・個人型401k)
 18,000円=11/12に拠出
3.ETF(1306)(野村ほっとダイレクト)
 予算は33,000円+10月からの繰越額マイナス157円=第1・第2・第3月曜日に10口ずつ購入
4.住信-STAM J-REITインデックス・オープン(SBI証券)
 10,000円=第4火曜日に購入
5.純金積立(田中貴金属)
 3,000円=毎営業日ごとに自動積立

11月は5種類の商品に、合計で約15万円を投資します。
この5種類の投資先について、細かく説明していきます。

私は株式クラスの資産配分を、「米国株4割、日米以外先進国株3割、日本株2割、新興国株1割」で保有したいと考えています。
この配分は、MSCI ACWI(All Country World Index)の比率=米国株44%、日米以外先進国株36%、日本株10%、新興国株10%=を意識しつつ、日本株をやや高めの比率にしています。

今の私のポートフォリオは、新興国株式が上記の比率よりもやや高めになっているので、11月は新興国株式への積み立てを休止することにしました。
また、先進国株式では、低コストで話題のeMAXISシリーズのファンドを積み立てていくことにしました(詳細は未発表ですが、おそらくSBI証券で売買できると思っています)。
先進国株式はVTIとEFA、新興国株式はVWOへ、それぞれリレーしていきます。

国内株式クラスでは、ETF(1306)を購入しますが、野村ほっとダイレクトが「ほっと割」を11月3週目で終了します。
12月以降どうするかは、後日考察するつもりです。
1306はドルコスト法での積み立てはできませんので、「予算額の範囲内で購入できる口数」を、毎月ごとに調整しています。
積み立てた1306は、先進国株式ファンドと一緒に、EFAへリレーします。

基本的な方針として、1のファンドは毎週木曜日、3と4は毎週月曜日に購入します(祝日や海外休場日で前後する場合もある)。
1か月の中で投資時期を分散することで、「どれかは高値でも、どれかは安値で買える」ことを狙っています。
全体として、月間の平均に近い値段で買えればいい、という戦略です。
私は勝手に「損もしないし得もしない積立投資法」と名付けています。

REITは資産の2%を保有したいと考えています。
国内:海外=1:2の比率になるように、2か月に1回、どちらかのファンド1つを選択して手動で積み立てます。
REITでは、当面はSTAMシリーズを積み立てますが、eMAXISシリーズへの乗り換えは、時間をかけてじっくり検討したいです。

純金積立は株式や債券との分散効果をねらい、資産の3%程度は保有したいと考えています。
10月までは毎月1万円を投資していましたが、金価格が高騰して資産の中での比率が増えたので、11月は3千円に減額します。

新興国ファンドの休止と、純金積立の減額で、10月までよりも1か月の投資額が減ります。
アセットアロケーションの調整が目的ですが、歯の治療でインプラントの支払いがあるため、「緊縮財政」を強いられているというのも減額の理由の一つです。

流動性資産は、生活防衛資金の2/3を1年満期の定期預金、1/3をMMFにしてあり、投資資金は住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金で管理しています。

外国債券クラスは、保有比率を下げるために積み立てを休止しています。
「金融資産の10%」を目標比率にしていて、現状の比率はほぼこれに近い水準です。

毎月の投資戦略は、「目標比率と比べて不足しているアセットクラスへ資金を投入する」ことを主眼に決めています。
「毎月ごとに積み立てでリバランス」して、「年1回の売買によるリバランス」をできるだけ行わないようにすることで、売買コストの削減を図っていきます。

一度買ったものは、なにが起こってもひたすらストロングホールド。
そして相場の動向は無視して、購入日を固定した積み立て。
この戦略を継続していきます。

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2009/10/29 09:00 | 今月の投資戦略COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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