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株価暴落でも楽観していられる理由

こんにちは。中田たろうです。

昨夜、ブログの訪問者数が2万人を超えました。
ブログ開設が昨年6月下旬、1万人到達が今年6月中旬でしたので、最初の1万人はほぼ1年かかりましたが、1万人から2万人へは4か月強で到達しました。
ご訪問いただいているみなさま、いつもありがとうございます。
今後も今までと同じペースで、投資もブログも続けていきたいと思っています。

さて、投資関連のブログを見ていると、この1か月でいろいろな「変化」を見つけることができます。
更新が何の予告もなく止まっているもの、堅実な投資をしていたのが急にヤケクソ気味に個別株への投資を始めたもの、心が折れてしまい新規投資を中止したもの…。

もちろん、何も変わらずに投資を続けている人も大勢います。
その違いは何かを考えてみました。
株価急落時でも資産運用が継続できるかどうか、重要なポイントは2つあると思います。

1つ目は「リスクマネジメントが適切であったかどうか」です。
今回のような万が一のときを想定して、価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどを適切に評価して、投資対象と投資額を決めていたかどうかということです。

私は株式クラスでは日本を含む先進国のETFとインデックスファンド、債券クラスでは米ドルとユーロのゼロクーポン債を投資先の主力にしています。
信用リスクと流動性リスクはごく小さいと言えるでしょうし、価格変動リスクも「最悪の場合は1年間にマイナス50%くらいはあり得る」と思って投資を始めました。
株式で個別銘柄へ投資したり、債券クラスで高金利通貨の割合を高くしたり、株価下落の可能性を過小評価したりなど、リスクが高い投資をしていることに気づいていなければ、「退場」となることも仕方のないことだと思います。

2つ目に、預貯金、MRFやMMFを含めた日本債券クラスの安定資産を、どれだけ保有しているかも重要でしょう。
「生活防衛資金や流動性資産も含めたアセットアロケーション」が、自分にふさわしいものであるかどうかということです。

私の安定資産は全金融資産の20%以下で、少ない方だと思います。
株式クラスだけで6割くらいあり、外貨資産の比率が高めなので、バイ&ホールドの長期投資としては、ハイリスクなアセットアロケーションでしょう。
株安、円高の影響を強く受けていますが、それでも現状を楽観的に受けとめて、投資を続けていられるのは、下記の理由によると思っています。

1.家族がいない
2.時間が十分にある
3.仕事と給与が安定している
4.無駄な支出を減らして生活費が一定になるようにコントロールしている
5.健康に不安がない
6.わりと楽観的で前向きな性格
7.資産運用の目的を見失わないこと

以下、詳しく述べてみます。

1.家族がいない
「他者の目を気にする必要がない」のは最も大きいです。
家族を抱えているのに含み損が3割を超えれば、絶対に冷静でいられないと思います。
また「生活防衛資金」として今は生活費の半年分を確保していますが、家族がいれば最低2年分は必要だと思います。
一人ではなく家族がいることを想像すれば、もっとリスクを抑えたアセットアロケーションにして、株式クラスへの投資額は今の半分以下にしているでしょう。

2.時間が十分にある
時間を味方にできることが、長期投資の最大のメリットです。
30歳代の私には、退職まで20年以上の時間があります。
仮に今後20年間、株価と為替がずっと今の水準で推移したとしても、20年後には損益がプラスを回復する可能性があると思っています。
株式クラスのインカムゲインを複利運用して、ゼロクーポン債が年率4%台後半の利回りで育っていき、今までと同じペースで積み立てを続けてそのリターンも加えれば、十分可能でしょう。
今までに投資した金額よりも、今から投資する金額の方が4倍以上も多いのも、安心材料です。

3.仕事と給与が安定している
投資は本業ではなく、仕事こそが本業で、これが安定していることが最重要です。
勤務先の経営が不安定であったり、自営業などで収入が一定でない場合も、運用に影響を与えると思います。
安定しているからこそ、毎月一定額をドルコストで積み立てていくことも、計画的に行えます。

4.無駄な支出を減らして生活費が一定になるようにコントロールしている
浪費の多い人は、1か月の支出の増減幅が大きくなるので、「買いたいときに買えない」場合もあるでしょう。
今のような局面で追加投資の資金を持っていないことは、非常に不利だと思います。

5.健康に不安がない
五体満足、健康な身体に生んでくれた両親に感謝です。
通院や治療による出費がないのはもちろんですが、健康面での心配がないことで、普段の生活や仕事も前向きに取り組むことができ、計画的な投資も可能になります。

6.わりと楽観的で前向きな性格
今、私の資産評価額は大きなマイナスになっていますが「運用で失敗した」「投資で負けた」とはまったく思っていません。
常に右肩上がりの相場などありえず、景気循環のサイクルの中で、今は極端に悪い時期になっているだけだと思っています。
投資しているお金は「減っても困らない余裕資金」なので、今の結果を嘆いたり、悲観的になりすぎることに意味があるとは思いません。

7.資産運用の目的を見失わないこと
自分が資産運用を始めた原点に立ち返って、目的を再確認することも大事だと思います。
お金を増やすことが目的になっているのは本末転倒で、家族のため、自分の老後のためなどの目的があって、それを実現するために資産運用を行っているはずです。
目的に到達するまでに、すべてが順調な道のりであるはずもなく、深い谷や大嵐などがあるのは当たり前でしょう。
私は短期的な利益を得るためではなく、長期で資産形成をすることをめざして投資を始めました。
リバランスをする場合を除けば、株式クラスのポジションは一生涯売却しないで、死ぬまで「半永久保有」するつもりです。
株式のインカムゲインを老後の生活費の一部に充てること、そして死後に残した資産を社会で役立てるために寄付することを考えています。
その目的を見失ってはいないので、自分の投資スタイルを崩して、狼狽してポジションを売却したり、投機的な取り引きを始めるつもりは一切ありません。

長期の資産運用において重要なものは、「想像力」「構想力」「計画性」「行動力」「胆力」など、トータルとしての「人間力」ではないでしょうか。
他者との「コミュニケーション力」は不要かもしれませんが、「今どうするべきか」を自分と「対話」して、考えを明確にして、その通りに実行する必要があります。
経済や金融の知識に明るく、さまざまな情報を素早く得ることも大切でしょうが、「人間力」がないのに「成功」を得ることはできないだろうと思っています。

なお、ここに書いたことは私個人の資産運用に対する考えを述べただけで、「必ず利益が得られる投資法」を記したものでも、「万人が投資はこうするべき」という意見を書いたものでもありません。
投資の目的、アセットアロケーションや投資商品、投資手法、各人の事情が異なれば、違う考え方があって当然だと思っています。
投資判断は自己責任でお願いします。

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2008/10/28 09:00 | 投資についての雑感COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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