FXは外国債券の代用になるか?(その2) 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
FC2ブログ

FXは外国債券の代用になるか?(その2)

こんにちは。中田たろうです。

「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」の下記のエントリで、コメント欄での議論が行われています。

「FXのスワップ狙い」は外国債券投資の代わりになり得るか?
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-621.html

「FXのスワップ狙い」は外国債券投資の代わりになり得るか?(その2)
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-623.html

私のブログでも10/24のエントリで、少ない知識と経験の中で、下記のように書きました。

「FXは外国債券の代用になるか?」
http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-98.html

(結論の一部を引用)
短期の投資では、FXは魅力的な商品(ただし3倍以下の低レバレッジが必須)なので、代用になると思います。
しかし、私のように20年以上の長期投資では、FXは不確実性が高く、そのリスクを取ってまで投資する必要はないと考えます。
(引用おわり)

11月にドル円相場が107円台まで動いたとき、私がどうしていたかを書くことで、異なる面から見た外国債券とFXの違いについて書いてみます。

11月に為替が円高へと動いたとき、私はFXで113円台~111円台で合計4万ドルの買いポジションを持ちました。
手持ち資金から110万円をFXの口座へ入金していたので、レバレッジは4倍強です。
為替が円高へ1円動けば、4万円のマイナスになります。

下旬に107円台になったとき、20万円以上のマイナスになりました。
そのときの私は、
「まずい。もしかしたら取り返しがつかないかも」
という気持ちで、パソコンのモニターでFXの値動きを眺めていました。

私は野村ほっとダイレクトで、米ドルとユーロで合計100万円以上のゼロクーポン債を保有しています。
円高になれば、当然そちらも評価損が大きくなります。
しかし、ゼロクーポン債は20年以上の長期保有を前提として投資していたので、円高になってもFXの資金に対して抱いたような不安、心配は一切ありませんでした。
ゼロクーポン債の元金、利息は保証されていること、また、円高株安と同時に債券の評価額は外貨建てでは上昇していた(ゼロクーポン債は株式とは逆相関の値動きになりやすい)ことも、安心につながりました。

長期「投資」が前提のゼロクーポン債と、短期の「投機」目的のFXでは、為替の動きが自分の心理に与える影響は、こんなにも違うのだということを、そのときに学びました。

生債券、あるいは債券ファンドの場合、値が動くのは営業日に1回だけ、年間で300回足らずです。
しかし、FXの場合、月曜早朝~土曜日の早朝まで、24時間中秒単位でめまぐるしく値が動きます。
あたかも「カジノ」でギャンブルしているかのような感じすらします。
(だからこそ、のめりこむ人がいるのだと思うのですが)
「FXはギャンブルである」とまでは言いませんが、債券とは「感覚」が明らかに違います。

FXは心理に与える「リスク」が大きいというか、やはり「投資」ではなく「投機」的な面が強いように、私には思えます。
FXは商品の「仕組み」として、レバレッジが「前提」のようになっているので、「レバレッジをどうコントロールするか」という要素が増える分、考えなければならないことも増えます。

「ほったらかしでも大丈夫」であることは、長期投資では大切な要素だと私は思います。
私の主観が強いかもしれませんが、FXより外国債券の方が扱いやすいように思っています。

それからこのエントリを書いていて気づいたのですが、将来、もし日本の金利が2%くらいに上昇したときに、FXの優位性はかなり低くなると思います。
仮に、そのときの米国や欧州の金利が4~5%だとすると、金利差は2~3%しかありません。
FXへ投資する=保証金に対して国内で得られる金利分を失う、ということになるので、FXは為替リスクの分が不利になります。
高金利通貨へ投資すれば、年利換算で5%以上のスワップポイントを得られるかもしれませんが、それはリスクに見合ったリターンだとは思えません。
遠い将来の国内金利の上昇を想定すれば、FXは長期投資には向いていないと思います。

考え方は人それぞれだと思いますが、私はFXを「余裕資金の一部で遊び程度に投資する」というスタイルで使うつもりでいます。
11月は、「遊び」の程度が少し過ぎてしまった訳で、今後はもっと慎重にしなければなりませんね。

関連記事

2007/12/28 09:00 | 外国債券COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるもの、他者への敬意に欠ける内容など、管理人が不適切と判断したコメントは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。



記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるトラックバックは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | BLOG TOP |