保有しているETFの経費率を再確認(2019年5月)
こんにちは。中田たろうです。
バンガードETFの複数の銘柄で、今年2月と4月にエクスペンスレエシオの引き下げが発表されました。
私が保有しているVTI(米国株ETF)、VEA(米国を除く先進国株ETF)、VWO(新興国株ETF)、VSS(米国を除く世界小型株ETF)の4銘柄すべて、引き下げられました。
(参考)
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/news-from-vanguard/expenseratio-changes-2019.htm
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/news-from-vanguard/expenseratio-changes-201904.htm
私は株式クラスの約98%を、国内外5銘柄のETFで保有しています。
この改定によって、私が保有しているETFの経費率が加重平均でどうなったかを確認してみました。
(表1)2019年5月の保有コスト
銘 柄 | (A) エクスペンスレシオ (年率) | (B) ETFの 保有比率 | (A)×(B) | |
---|---|---|---|---|
国内株式 | 1306 | 0.13%※ | 12.26% | 0.0159% |
米国株式 | VTI | 0.03% | 42.93% | 0.0129% |
先進国株式 (除く米国) | VEA | 0.05% | 32.22% | 0.0161% |
新興国株式 | VWO | 0.12% | 8.46% | 0.0102% |
小型株式 (除く米国) | VSS | 0.12% | 4.13% | 0.0050% |
加重平均 | 0.0600% |
5銘柄の加重平均では、年率0.0600%になりました。
ちなみに、2年前のエントリで、その当時でのETFの保有コストを試算しています。
このときは、年率0.0769%でした。
(参考)2017/05/22「保有しているETFの経費率を再確認」
http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-934.html
私が初めてバンガードETFを購入したのは、2008年11月でした。
その当時のエクスペンスレエシオは、VTIが年率0.07%、VEAが0.12%、VWOが0.25%でした。
10年以上を経て、すべて半額以下へ下がっています。
バンガード社のたゆまぬ企業努力に、深い敬意を抱きます。
ちなみに、野村AMのTOPIX連動型ETF(1306)は、約12年間も保有していますが、信託報酬はまったく変化がありません。
消費税率が引き上げられることで、実質は値上がりしています。
国内のインデックス投信では、信託報酬引き下げのニュースが次々と届いていますが、それがETFにも波及して欲しいですね。
- 関連記事
2019/05/30 09:00 | ETF・インデックスファンド | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるもの、他者への敬意に欠ける内容など、管理人が不適切と判断したコメントは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。
記事の内容と無関係なもの、広告や宣伝と思われるトラックバックは、削除させていただく場合があります。ご容赦ください。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)