こんにちは、中田たろうです。
SBI証券のプレスリリースによると、今月から企業型401kの新規取り扱いを開始するとのことです。
基本となる4つのアセットクラスのパッシブファンドは、信託報酬が年率0.168%~0.2625%と格安です。
詳しくは「401k執念の男」Werder Bremenさんにコメントをお任せしたいなと思います。
プレスリリースで、私は違うところに注目しました。
そこには同社の個人型利用者が、今年6月末で7,000人を超えると記載されていました。
この人数だと、個人型401kでは収益を出せないでしょう。
個人型加入者は国内全体で約10万人、同社のシェアはその1%にも満たないことになります。
401k利用者が全体でもっと増えて、会社間の競争原理が働くようになってほしいですね。
さて、先月末での資産状況を下表にまとめてみました。
(表1)2009年6月末の資産状況(2007年6月から投資を開始)
| アセット クラス | 割合 | 前月比 | 当月投資額 | 当月 騰落率 | 年初来 騰落率 | 通算 騰落率 |
1 | 国内株式 | 12.3% | -0.3 | 47,600円 | +2.4% | +15.7% | -39.7% |
2 | 海外株式 | 49.0% | -2.2 | 160,570円 | +0.2% | +29.0% | -28.0% |
3 | 国内債券 | 8.1% | -0.5 | 0円 | ±0% | ±0% | ±0% |
4 | 海外債券 | 11.1% | -0.3 | 0円 | +3.9% | -9.5% | -11.5% |
5 | REIT | 1.6% | ±0 | 10,000円 | +5.3% | +27.0% | -26.5% |
6 | 純金積立 | 3.1% | -0.2 | 10,250円 | -2.6% | +14.1% | -0.1% |
7 | FX | 2.0% | ±0 | 0円 | +4.6% | +29.4% | -37.0% |
| 投資合計 | 87.2% | -3.5 | 228,420円 | +0.9% | +14.1% | -25.8% |
8 | 流動性資産 | 12.8% | +3.5 | - | - | - | - |
| 総計 | 100% | - | - | - | - | - |
わずかですが、月間でプラスを維持できました。
売却による損益や分配金なども含めたリスク資産全体の投資開始以来のリターンは-28.9%で、月間では0.8ポイントのプラスでした。
さらに、株式クラスの地域別保有割合も報告します。
(表2)株式クラスの地域別保有割合(ETFとファンドの合計)
地域 | 株式クラス での割合 | 全資産の中 での割合 |
日本 | 20.0% | 12.3% |
米国 | 37.9% | 23.3% |
日米以外の先進国 | 31.7% | 19.5% |
エマージング | 10.3% | 6.3% |
合計 | 100% | 61.3% |
株式クラスの商品別の割合は下に記していますが、地域別の割合が把握しにくいので、このような表を作ってみました。
以下、それぞれのアセットクラスごとに細かな状況を書きます。
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2009/07/03 09:00 |
資産状況
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