こんにちは。中田たろうです。
麻生政権が検討を始めた「贈与税減免」が気になります。
これは「格差固定政策」です。
景気対策という名目でのドサクサ紛れに「2世議員、3世議員をどんどん増やすために相続を有利にしよう」という魂胆ではないかと勘繰ってしまいます。
「所得再配分システム」としての機能が相続税にはあると思うのですが、このシステムが崩壊してしまいます。
相続税の税収が減って、その分だけ金持ちの子どもが貯金を増やし、そのツケは国民全体で負担をすることになります。
そういう問題点を明確に指摘しないマスコミは、「贈与税減免」を歓迎しているのでしょうか。
私の親は「金持ち」ではないものの、少なからず資産を持っています。
しかし、その相続や贈与はまったくあてにしていませんし、税の減免を利用してまで自分の資産を増やしたいとは思いません。
さて、先月末での資産状況を下表にまとめてみました。
(表1)2009年3月末の資産状況(2007年6月から投資を開始)
| アセット クラス | 割合 | 前月比 | 当月投資額 | 当月 騰落率 | 年初来 騰落率 | 通算 騰落率 |
1 | 国内株式 | 8.9% (11.1%) | ±0 | 23,220円 | +4.6% | -6.7% | -51.4% |
2 | 海外株式 | 44.9% (42.7%) | +3.0 | 189,956円 | +11.3% | +2.8% | -42.7% |
3 | 国内債券 | 9.6% | -0.6 | 0円 | ±0% | ±0% | ±0% |
4 | 海外債券 | 16.4% | ±0 | 0円 | +6.1% | -4.1% | -6.3% |
5 | REIT | 1.3% | +0.1 | 10,000円 | +7.7% | -4.6% | -44.8% |
6 | 純金積立 | 3.3% | -0.2 | 10,250円 | -3.2% | +13.0% | -1.1% |
7 | FX | 2.7% | ±0 | 0円 | +5.2% | +42.3% | -30.7% |
| 投資合計 | 87.0% | +2.1 | 233,426円 | +7.2% | +0.6% | -34.6% |
8 | 流動性資産 | 13.0% | -2.1 | - | - | - | - |
| 総計 | 100% | - | - | - | - | - |
(国内株式と海外株式の割合のカッコ内は、EFAに含まれる日本株式の割合も反映した数値)
リスク資産全体では月間で7.2ポイントのプラスで、昨年4月以来の上昇率の高さです。
年初来でもプラスに転じました。
しかし、だからと言って単純に「嬉しい」とは思っていません。
私の投資の「ゴール」は20年以上先なので、今の損益がどうなっていようが、そんなに気にする必要はないでしょう。
売却による損益や分配金なども含めたリスク資産全体の投資開始以来のリターンは-37.6%で、月間では4.5ポイントのプラスでした。
さらに、株式クラスの地域別保有割合も報告します。
(表2)株式クラスの地域別保有割合(ETFとファンドの合計)
地域 | 株式クラス での割合 | 全資産の中 での割合 |
日本 | 20.5% | 11.0% |
米国 | 48.4% | 26.1% |
日米以外の先進国 | 21.7% | 11.7% |
エマージング | 9.4% | 5.0% |
合計 | 100% | 53.8% |
株式クラスの商品別の割合は下に記していますが、商品数が多くて地域別の割合が把握しにくいので、このような表を作ってみました。
先月に比べてエマージング株の比率がやや上がっていますが、今まで「計算間違い」をしていたことが判明しただけで、何か特別なことをしたわけではありません。
以下、それぞれのアセットクラスごとに細かな状況を書きます。
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2009/04/03 09:00 |
資産状況
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