2009年02月 中田たろうの投資日記 ブログパーツ アクセスランキング
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09年1月の投資(10)

こんにちは。中田たろうです。

1週間前くらいから、ゼロクーポン債の長期運用について、データの調査と考察を行っています。
内容のキーワードとしては、「債券ポートフォリオ」「リバランス」「株式クラスとのリスク・リターン」という感じでしょうか。
データはなかなか興味深いものが出てきているので、「外債インデックス派」の方にも参考になる部分があるのではないかと思っています。
調べていくうちにデータと考察のボリュームが大きくなってきたので、今月中旬ころから「不定期連載」的に、数回に分けてブログで報告していくつもりです。

さて、1月最後の投資を、先週の木曜日に実行しました。
購入したのはSTAMグローバル株式とSTAM新興国株式の2つのファンドです。

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2009/02/01 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年1月末の資産状況

こんにちは、中田たろうです。

住信SBIネット銀行、昨日からSBIハイブリッド預金で今年3度目の金利引き下げです。

 年初 0.45%
 1/12 0.43%
 1/26 0.40% 
 2/2 0.38%
 (税引き前の年率)

年明けからMRFやMMFの利回りも下がってきているので、その変化をにらみながら利率を変えてきているような感じもします。

さて、先月末での資産状況を下表にまとめてみました。

 (表1)2009年1月末の資産状況(2007年6月から投資を開始)
アセット
クラス
割合前月比当月投資額当月
騰落率
昨年初来
騰落率
通算
騰落率
1国内株式9.4%
(11.7%)
±018,440円-7.2%-43.8%-51.6%
2海外株式41.5%
(39.2%)
+0.8243,665円-7.7%-46.3%-48.5%
3国内債券10.4%+0.70円±0%±0%±0%
4海外債券15.7%-1.30円-15.1%-13.0%-17.0%
5REIT1.3%+0.110,000円-3.1%-38.1%-43.9%
6純金積立3.2%+0.510,250円+5.8%-13.8%-7.4%
7FX1.9%+0.10円-3.8%-52.2%-53.2%
投資合計83.4%+0.9282,355円-7.8%-36.8%-40.1%
8流動性資産16.6%-0.9
総計100%
(国内株式と海外株式の割合のカッコ内は、EFAに含まれる日本株式の割合も反映した数値)

リスク資産の通算騰落率が、運用開始以来初めてマイナス40%を超えました。
しかし、「20年以上使う予定がなく、減っても生活に困らないお金」を投資しているので、マイナスが広がったことは、そんなに気にしていません。
売却による損益や分配金なども含めたリスク資産全体のリターンは-43.4%で、月間では5ポイントのマイナスでした。

さらに、株式クラスの地域別保有割合も報告します。

 (表2)株式クラスの地域別保有割合(ETFとファンドの合計)
地域株式クラス
での割合
全資産の中
での割合
日本23.2%11.8%
米国49.0%24.9%
日米以外の先進国20.9%10.6%
エマージング7.0%3.5%
合計100%50.9%

株式クラスの商品別の割合は下に記していますが、商品数が多くて地域別の割合が把握しにくいので、このような表を作ってみました。

以下、それぞれのアセットクラスごとに細かな状況を書きます。

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2009/02/03 09:00 | 資産状況COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(1)

こんにちは。中田たろうです。

以前のエントリで書いた、ADSLのプロバイダの乗り換えを、無事に終えました。
月曜日の朝、NTTの人が宅内工事に来て、10分くらいの作業を終えた後には、すぐに新しいプロバイダでの接続ができるようになりました。

自分で行った作業は、従来から使っていたモデムの設定を、パソコンを使って少し調整しただけです。
新しく届いたADSLモデムは、それまで使っていたものと全く同じ型番の製品でした。
古いモデムは「廃棄してください」と言われていたので、それをそのまま使用しています。
新しいモデムや同梱のケーブル類は、箱から出していません。
たったこれだけのことで、実質的な月額費用がかなり削減できたので、メリットは非常に大きいです。

さて、月曜日にSTAM新興国株式とSTAMグローバルREITを1万円ずつ購入しましたので、約定を報告します。

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2009/02/05 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

2008年分の確定申告完了

こんにちは。中田たろうです。

税務署へ確定申告に行ってきました。
以前のエントリでも書いていますが、「海外ETFの分配金の外国税額控除」と「売却差損の繰越」の申告を行いました。

すべての書類の記入を終えてから、複写式ではない手書きの書類は念のためにコピーをとっておきました。
相談対応をしている税務署員に内容をチェックしてもらい(数字の記入漏れが数か所みつかりました)、それから書類を受付へ提出しました。
税務署でかかった時間は、10分くらいでした。

平成20年分の確定申告は、平成21年2月16日(月)から3月16日(月)までになっていますが、給与所得者などが還付申告を行う場合は、それ以前の期間でも受け付けています。
早めに申告すれば還付金も早く振り込まれるようですし、窓口もあまり混雑していません。
「郵送で提出するのは自信がない」という方にはおすすめです。

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2009/02/06 09:00 | 確定申告・外国税額控除COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(2)

こんにちは。中田たろうです。

ブログのアクセス解析を見ると、「kokusai-am.co.jp」というドメインから、ウエブ検索によるアクセスが数件ありました。

「kokusai-am.co.jp」は、グロソブを運用している「国際投信投資顧問」のドメインです。
先月、グロソブの減配を記事で書いたことが、検索でヒットしたようです。
減配が個人投資家にどう受け止められているのか、同社も気になっているようですね。

解析の情報を詳しく見ると、同社からのアクセスはOSが「Windows 2000」だったり、XPでもブラウザが旧バージョンの「IE6」だったりで、「金融関連の業種なのに、古いOSやブラウザを使っていて、セキュリティとかは大丈夫なのか?」と他人事ながら心配になりました。

この話はこのくらいにして、先週の木曜日はフィデリティ証券の「ステップ・BUY・ステップ」で、STAMシリーズのTOPIX、グローバル株式、新興国株式の3つのファンドを購入しました。

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2009/02/08 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゼロクーポン債と外債インデックスファンドとリバランスの考察【第1回】

こんにちは。中田たろうです。

「毎週月曜日の恒例」のようになりましたが、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金で今年4回目の金利引き下げが行われ、年率0.35%へ0.3%ダウンしました。
しかし片方で、円定期預金の1年・2年・3年・4年・5年ものは、条件を一部変更してキャンペーン期間の延長をするそうです。
ハイブリッド預金は「個人投資家の投資資金」を集めることをねらったものでしたが、金融不安の中で安全な運用を求める顧客の、ニーズに沿った戦略の変更という感じがします。

さて、先週のエントリで予告しましたが、ゼロクーポン債の運用についての考察を「不定期連載」で行っていきます。

私は外国債券クラスでは長期のゼロクーポン債を「主力」商品にしています。
昨年12月、「急騰したゼロクーポン債を利益確定すべきか?」のエントリには、「リバランスが必要な局面では、売却時のコストがネックになる、というデメリットがあることを今回は痛感しました」と記しました。
基本的にゼロクーポン債は、償還までの保有を前提に考えて、価格の高低で頻繁に売買したりはしない商品です。
「分散投資で資産配分の比率を決めて、変動が大きくなったときにリバランスを実行する」ような運用には、どちらかと言えばあまり適していないように思います。

しかし、長期投資においてゼロクーポン債の優位性は非常に高いので、外債インデックスとうまく組み合わせて運用することで、デメリットをできるだけ小さくした運用も可能ではないかと思っています。
そこで、その具体的な手法を、「不定期連載」で数回のエントリに分けて記したいと考えました。

なお、この考察は「個人的な考え」をまとめたものです。
素人投資家のごく限られた知識の中で考えた内容で、確実なリターンを保証するものではありませんので、くれぐれも「投資判断は自己責任」でお願いします。

まず初回は「まえがき」として、この考察をどのようにすすめていく予定かを、以下に記しておきます。

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2009/02/10 09:00 | 外国債券COMMENT(5)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(3)

こんにちは。中田たろうです。

SBI証券で今日2/12から、貸株サービスで国内ETFが対象銘柄に加わります。

 SBI証券 貸株サービス対象ETF銘柄一覧
 http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/stock/pop6040_etf_list.html

東証上場の外国ETFなど、対象とならない銘柄もありますのでご確認ください。

貸株サービスを利用するときは、証券会社と貸出先の「信用リスク」を負うことになりますので注意が必要です。
SBI、マネックス、カブコムの3社が国内ETFの貸株サービスを行っていますので、3社で分割して保有する、などの対策が考えられます。
さらに、貸株金利は雑所得になり、配当金相当額を貸株金利で受け取ったときには、「配当金と譲渡損失の損益通算」ができなくなります。

これらの点をふまえて、貸株サービスを利用するかどうか、検討が必要でしょう。

それから、野村アセットの「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)」の初回の決算が2/10でしたが、分配金は100口あたり540円でした。
2/10の終値が878円で、このETFは年4回決算ですので、「分配金利回り」は年率で約2.5%になります。

J-REITへのインデックス投資を検討するとき、「分配金0円」のSTAMインデックスシリーズにするか、信託報酬の低いETFにするか、選択が難しいです。
ETFで「分配金利回り」が高いと、分配金の課税コストや、再投資の手間がかかる、という問題がありますが、年率約2.5%ならば「許容範囲」かなと思います。
今年からは譲渡損失と分配金の損益通算も可能になりましたので、分配金の課税コストはそれほど気にしなくてもいいでしょうし、前述の貸株サービスを使うことも可能です。
来月以降、J-REITへ積み立て投資するときは、ETFを検討したいと思います。

さて、月曜日にマネックスのバンガード・スモールキャップを購入しましたので、約定を報告します。

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2009/02/12 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゼロクーポン債と外債インデックスファンドとリバランスの考察【第2回】

こんにちは。中田たろうです。

今回のエントリは、全6回(予定)の不定期連載で、下記の続編になります。

 【第1回】2009/2/10 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-403.html

昨日、この連載記事をまとめるのに必要な情報を得るため、大和証券の支店へ行ってきました。
今まで取り引きや手続きは、ネットと電話と郵便で行っていたので、証券会社の窓口へ行くのは初めてです。
店内はお金をかけた内装で、接客用のブースが6つ、それとは別に小会議室のような接客用の小部屋が3つあり、10人くらいの社員が客から見えるところで働いていました。
人件費を含めた店舗の運用コストは、客のサイフから間接的に支払われているわけですが、ちなみに店内にいたお客は、ほとんどがリタイア世代の方々でした。

「野村で口座を持っているが、大和でも口座開設を検討している」と伝えて、ゼロクーポン債の他社からの移管、外国証券口座管理料などを質問したのですが、当日の単価と利回りの表を見せてもらったときに、興味深い数字を見つけました。
対応した係員がパソコンでプリントした一覧表には「社内限」と印字されていて、銘柄ごとの償還日、売却単価、購入単価、利回りが記載されていたのですが、それらの数字の横に「営業員実績」という数字がありました。

残存期間が短い銘柄は0.25%、長い銘柄は0.90%となっているのですが、おそらく営業マンのマージンを示す数字なのでしょう。
たとえば1,000米ドルの債券を購入すると、担当の営業マンに0.9%で9米ドル=約810円のマージンが入ってくる、ということでしょうか。

債券をネットで購入しても単価は同じで、当然このマージンを上乗せされた価格を支払う必要があります。
ネット専業支店の「野村ほっとダイレクト」は外国証券口座管理料が無料で(対面口座は有料)、ここでコストを差別化しているのですが、大和証券にはそのようなサービスはありません。
「ネットで売れば、営業マンへのマージンの分も会社がもうかる仕組みになっている」ということです。

さて、第1回は「まえがき」的な内容でしたので、今回が「本編」の第1章という感じになります。
「アセットアロケーションのリバランス時のコストを考慮するとゼロクーポン債は不利だが、外債インデックスファンドは長期保有時に不利になる。ゼロクーポン債と外債インデックスファンドを組み合わせて長期投資すれば、両者のデメリットを相殺した『立ち回り』も可能ではないか」ということを考察してみます。

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2009/02/14 09:00 | 外国債券COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(4)

こんにちは。中田たろうです。

年初からの先週まで、米国の長期金利はじわじわと上昇してきていましたが、今週になってから再び下がり始めています。
月曜日には3%台を超えていた10年債利回りが、今週は2.73%まで下落し、金曜日は2.88%になっています。
そして金価格は1月後半から少しずつ上がってきて、金曜日は小売価格が1グラムあたり2,917円で、昨年10月以来の高値になっています。
さらに、NYダウは昨年11月以来の安値になりました。

この先のことはわかりませんが、「リスクが高くなりつつある」シグナルのような気もしています。
昨秋のような「大きな波」が市場に来ないと、米国の金融安定化策は具体化しないのではないかと、ちょっと気になっています。

しかしながら私がやることは、いつものように投資をたんたんと実行していくだけです。
木曜日にはSTAMグローバル株式を購入しました。

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2009/02/15 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(5)

こんにちは。中田たろうです。

日曜日の2/15、ブログの訪問者数の累計が3万人を超えました。
ご来訪のみなさま、ありがとうございます。

ここのところ、1日の訪問者数の平均が90人前後になっていますが、私としてはこのくらいの人数が「居心地がよい」と感じています。
適度な緊張感を持ちつつ、自分のペースでブログの更新と管理を継続していくには、少なすぎず、多すぎずくらいの、今の人数がちょうどいいです。

さて、月曜日にTOPIX連動のETF(1306)を購入しましたので約定の報告をします。

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2009/02/17 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゼロクーポン債と外債インデックスファンドとリバランスの考察【第3回】

こんにちは。中田たろうです。

月曜日に来日したクリントン国務長官は、「米国債のセールス」が目的だったと思っていたのですが、そういうニュースはほとんど報じられていません。
米国政府が大規模な経済対策や金融対策を実行するには国債の増発が必要で、その買い手として日本を頼りにしているでしょう。
「セールス」とは言っても、まずは日米関係の強化が大事で、それを意識したスケジュールが組まれていたように思います。

さて、今回は全6回(予定)の不定期連載の第3回のエントリになります。

 【第1回】2009/2/10 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-403.html
 【第2回】2009/2/14 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-405.html

前回は、「残存期間が短期~中期~長期の債券のそれぞれのリターンとリスクと、債券インデックスのリターンとリスクを比較して、検討する必要がある」、というところで終えましたので、早速その続きから始めます。

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2009/02/19 09:00 | 外国債券COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(6)

こんにちは。中田たろうです。

バンガードインベストメンツジャパンのウエブサイト(http://www.vanguardjapan.co.jp/)に、セミナーの「お知らせ」が掲載されていますので引用します。


 バートン・マルキールセミナー開催のお知らせ

 『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者として有名な、元バンガード・グループ社外取締役、現在米国プリンストン大学経済学部長を務めるバートン・マルキール教授を招聘し、セミナーを開催致します。
 第一部はバートン・マルキール氏による基調講演、第二部はマネックス・ユニバーシティ社長内藤忍氏、セゾン投信社長中野晴啓氏、バンガード・グループ駐日代表加藤隆の3名によるパネルディスカッションを行います。

 バンガード・グループ主催 マネックス証券・クレディセゾン・セゾン投信協賛セミナー
 「不透明な時代に勝つための投資術 ~バートン・マルキール教授を招いて~」

 日時:5月17日(日) 13:30~16:30 (開場:12:40)
 会場:有楽町朝日ホール (東京都千代田区 有楽町マリオン11階)
 定員:750名
 募集期間:4月1日(水)~5月6日(水)

 ※当セミナーはマネックス証券、セゾン投信に口座をお持ちの方、ならびにセゾンカード会員の方がご応募頂けます。
 ※参加には事前のお申し込みが必要です。マネックス証券、クレディセゾン、セゾン投信各社ホームページより募集期間中にお申し込みください。
 ※応募者多数の場合は抽選になります。
 ※通訳機器を使用した同時通訳による講演となります。
 ※出演者および講演内容は予告なく変更になる可能性がありますので予めご了承ください。


これはいい企画ですね。
「交通費のコスト」と「時間」がもったいないので、投資セミナーなどに参加したいと思ったことはない私でも、「バートン・マルキール氏の講演ならば参加してみたい」と考えてしまいます。
(でもやっぱり「もったいない」ので、参加するくらいならば図書館で著書を借りることを選択するでしょうが…)
募集は4月開始になっていますが、かなりの人気になるでしょう。

さて、火曜日にSTAM新興国株式を購入しましたので、約定結果を報告します。

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2009/02/20 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(7)

こんにちは。中田たろうです。

ご存知の方も多いでしょうが、SBI証券の国内株式取引手数料が3/2から改定されます。
従来の料金体系では、同社の「アクティブプラン」は1日の約定代金10万円以下の手数料が0円だったのですが、改定後は100円へ値上がりになります。

私は国内株式の積み立てを、昨秋からETF(1306)にしました。
「3の倍数の月はSBI証券、それ以外の月は野村ほっとダイレクト」で購入して、取引手数料0円で購入と売却(海外ETFへのリレー)ができるように考えていました。
SBI証券の口座には昨年12月に購入したETF(1306)が10口だけあるのですが、これを3月以降に売却すると100円の手数料が必要になるので、困ったなというのが正直なところです。
100円を節約するために、手間はかかりますがSBI証券から野村ほっとダイレクトへの移管(手数料は無料)を検討したいと思います。

いずれ、野村ほっとダイレクトの「ほっと割20」も廃止されるときがあるかもしれません。
そのときは海外ETFへリレーする予定の分を、廃止前に1306からインデックスファンドへ「逆リレー」するしかないだろうと思っています。

なお、「10万円以下は手数料0円」でETF(1306)が取り引きできる証券会社は、松井証券、岡三オンライン証券などもありますが、「もうこれ以上、口座を増やしたくない」心境なので、私はパスします。

さて、毎週木曜日はSTAMグローバル株式の購入日にしていますので、こちらはいつものように積み立て投資を実行しました。

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2009/02/22 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゼロクーポン債と外債インデックスファンドとリバランスの考察【第4回】

こんにちは。中田たろうです。

「三菱UFJ世界国債インデックスファンド(年1回決算型)」の第1期運用報告書が、ウエブサイトで公開されています。
このファンドの信託報酬は年率0.63%で、現状では国内最安(確定拠出年金やラップ口座専用を除く)ですが、実質的な保有コストを確認してみました。

 1万口あたり費用 信託報酬50円 保管費用等4円 合計54円

したがって、0.63%×(50円+4円)÷50円=0.6804%という計算から、実質的な保有コストは概算で年率0.6804%となります。

これと同じように「STAMグローバル債券インデックス・オープン」で計算してみると、0.672%×(33円+2円)÷33円=0.7127%です。
STAMグローバル債券は過去2回の決算で分配金が0円、三菱UFJ世界国債は第1期の分配金が10円という違いがありますが、分配金への課税コストを考慮しても、少しだけ三菱UFJ世界国債のほうがコスト的には有利になりそうです。

しかし、10年保有すればおよそ7%をコストで失う計算になります。
外債の期待リターンが年率4~5%程度だとすれば、2割弱をコストで失う計算になるので、決して「安い」と言える数字ではないと思っています。

さて今回は、全6回(予定)の不定期連載の第4回になります。

 【第1回】2009/2/10 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-403.html
 【第2回】2009/2/14 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-405.html
 【第3回】2009/2/19 http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-408.html

今回は前回までより軽い内容ですので、簡単に読み飛ばしていただいても構いません。
私がゼロクーポン債を取引している「野村證券ほっとダイレクト」で販売中の米ドルゼロクーポン債で、すべての銘柄の購入単価、利回り、売却単価、スプレッドの推移を調査したデータの掲載になります。

そして、「たくさんある銘柄の中でどれを選べばよいか」、私の考え方をご紹介したいと思います。

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2009/02/24 09:00 | 外国債券COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

09年2月の投資(8)

こんにちは。中田たろうです。

大和証券では明日から、外国債券をネットで売却ができるようになるようです。

 大和証券「オンライントレードでの外貨建債券の売付機能の提供について」
 http://www.daiwa.jp/doc/090219.html

上記によると、円貨決済、外貨決済の両方に対応しているようです。
「外貨建債券のうち当社でオンライントレード取扱銘柄として指定した銘柄」という「ただし書き」があるのは気になりますが。

三菱UFJ証券も、3月末にインターネットトレードをリニューアルするようです。

 三菱UFJ証券「インターネットトレードリニューアルのお知らせ」
 http://www.sc.mufg.jp/company/inform/info20090218.html

取り引きのデモ画面を見ると、こちらも外債のネット取引に対応していそうな雰囲気があります。

さて、国内外とも株安傾向になっていますが、私はいつものように週2回、ファンドの積み立てを行っています。
月曜日はSTAM新興国株式を購入しました。

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2009/02/26 09:00 | 投資日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

09年3月の投資戦略

こんにちは。中田たろうです。

税務署から「国税還付金振込通知書」というハガキが届きました。
私は今月初旬に税金の還付を受けるために確定申告を行いましたが、その還付金が3月上旬に振り込まれるということが記されていました。
還付金は4千円弱しかありませんが、入金されたお金はルーチンの積み立てに上乗せして、STAMグローバル株式へ「再投資」をする予定です。

さて、3月の投資は以下のように計画しています。

1.住信-STAM グローバル株式インデックス・オープン(SBI証券)
 36,000円×4回=毎週木曜日に購入(3週目は金曜日が祝日のため水曜日に購入)
 還付金が入金されれば、4,000円を上乗せして投資
2.住信-STAM 新興国株式インデックス・オープン(SBI証券)
 10,000円×3回=第1・第3・第5月曜日に購入
3.バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド(マネックス証券)
 予算は15,000円+先月からの繰越1,501円=第2・4月曜日に5口ずつ購入
4.ETF(1306)(野村證券ほっとダイレクト)
 予算は18,000円+先月からの繰越6,300円=第2・4月曜日に10口ずつ購入
5.住信-STAM グローバルREITインデックス・オープン(SBI証券)
 10,000円=第1月曜日に購入
6.純金積立(田中貴金属)
 10,000円=毎営業日ごとに自動積立

以上、3月は6種類の商品に、合計で約23万円を投資します。
先月まではフィデリティ証券の「ステップ・BUY・ステップ」も併用していましたが、今月からは以前と同じように、すべて「手動」での積み立てになります。

上記の6種類の投資先について、細かく説明していきます。

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2009/02/28 09:00 | 今月の投資戦略COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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